2008年5月 6日 (火)

不思議

夜、久しぶりの雨。
この連休中の、モワンと気温の上昇した
湿った空気は一掃され、透明感のある朝を迎える。
連休の最後は東京からの母と15歳女の子と10歳男の子。

夜到着したときには、まるで磁石の同じ極同士のような
子どもたちの距離感。
翌日どのあたりからだったか、接近しはじめ
午後には子犬のようにひっからまり
昨夜少年達は壊れそうになるまで遊ぶ。
7歳のホウキライブにわが家の10歳と東京の10歳が加わり
「不思議・不思議・不思議~」
即興の歌と踊りでわが家丸ごとステージ。
鼻血が出るのでは?と心配するほどの興奮状態。
子ども力全開。

子どもの日、12歳が弟達に指導しながら
採集したヨモギでお餅つき。
7歳が折り紙であわててつくった
屋根より低いこいのぼりの見守る中
2キロの餅米は、瞬く間になくなってしまった。

昨日まで見ず知らずの人も、
久方ぶりな人も、
そしてお客さん同士も
一緒にご飯食べたり
お酒を飲んだり、
生まれたての緑に包まれるうち
旧知の仲のようになってしまう不思議民宿。

お客さんとわれわれ家族、
家の中と外、
人と自然…諸々、
垣根のない民宿と言われる。
夜中にパソコンに向っていたら
背後で「シャーシャー」と音がして…
振り返ると野良猫!(フランスの猫かしら)
垣根の低さはお墨付き!?

仙台からの3姉妹すっかりすんなり馴染んで
3兄弟と遊んでくれてありがとう。
お風呂の場所、今度は間違えないように!

花巻からさだっちょんさんようやくのタイマグラ泊。
今度は東和に行くよ~。カリブなおったら。
お酒の強さ、そして若さ…、まいりました。

新潟から陸上競技1本のドイツと大分ダブル?のお兄さん。
古酒おいしかった。
雫石ヨーコさんクワルクとってもおいしくいただきました。

福生のパワフルチヨさん、
万難を排して!?のタイマグラ入りありがとう。
すっかり少女に成長したレイちゃんにびっくり。
またヒゲ並べいたしましょう。

札幌からフラリと訪ねてくれた自転車お姉さん。
息子たち「かっこいい!」と。
母もそう思いました。
デート前のイノシシには気をつけて。(笑)

青森からこれまた「子犬ひっからまり状態」で
3兄弟と遊んでくれた6歳9歳兄弟。
到着するなりお風呂焚きしてくれてありがとう。
わが家と共通項、西日本から東北への夫婦。
子育てのオキテ!?もわが家と共通項が。
政治学のセンセイとの異業種交流楽しい時間でした。
「遊天」おいしかったです。

コーヒーミルの調整、そして
おいしいコーヒーを煎れてくれた国分寺ナイトー夫婦。
自転車の油さします!
ヨーコさん、夫婦愛今回も学ばせていただきました。
髪ばっさり切りました。(by 連れ合い。度胸あります)
静かになった家でちょっと丁寧にコーヒーをいれてみました。
ウドのキンピラ前置きだけで、作るの忘れました。
ごめんなさい!

仙台から毎度おいしいお酒、
そして暖かく私達家族をいつもいつも
応援して下さるジンクトミーさん。
冬道解除前の小田越え行き、私も必ず。

かっちょいいレンタカーで
なんとかたどりついたナガノさん。
肩の力が入らない自然体の母の
岩泉安家洞とタイマグラという深い選択。
かなり鋭い勘をもつ方とみました。
網張温泉たどりついたでしょうか?
もしくは雫石メリージェーンの(つのだひろ似の主の)
カレーパンに会うことができたか?
フーマくんまた不思議トリオの再結成楽しみに。
ユマちゃんまたお昼寝に来てください。

それから20年来の連休男ヨシタニ君は
横浜から車で岩手入りするも、仕事のトラブルで
タイマグラの土を踏むことなく涙のトンボ帰り。
また会えるの楽しみに待ってます。今度は鉄道の旅?

盛岡のヨーコさん今回は(も)都合が合わずごめんなさい!
次回こそ是非。
(ヨーコさんやっぱり多いなぁ)

13年ぶりにふらりとお昼に訪ねてくれた
仙台在住の親戚、元ホテル王(笑)。
視力の良い12歳の「高級車が来た!」には
笑ってしまいました。確かに高級車でした。
タイマグラ民宿との対極対決!?またどうぞ寄って下さい。
一昨年そちらのホテルに泊まった息子たち、感激しておりました。
次回はいつのことやら。ウニごちそうさまでした。
喫煙が続いていること、うっかり兄に伝えてしまいました。
ごめんなさい。

連休中たくさんの出会いホントに楽しかった。
皆々さんありがとう。
不思議民宿フィールドノート、活動開始。
一拍おいて明日は盛岡から日報読者の初めての方。

すっかり復習は終えた!といってたわりには
いそいそと宿題をしている12歳。
光市元少年の死刑判決
森達也新聞コラムを読んでいた。
裁判に興味アリ。・・・が、
「たいめいけん洋食やのコツ」
なる料理本も熱く読んでいる。
巣作りか、家の横のサワグルミに頻繁にやってくる
コゲラの観察が本日よりはじまった10歳。
誕生日まであと10日。
プレゼント何にしようか揺れる揺れる。
オランダのいとこにお誕生日の絵本を製作。
「夢の中へ」声裏返りながら昨晩のなごりか
まだいくらか気分が高揚している7歳。
お出かけなしの連休だったけど楽しかったね。

連休が終わり草刈!
…その前に12歳と連れ合いの散髪。

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2008年3月 3日 (月)

ワラをないながら

私の頭上に今年も味噌玉がぶら下がった。
なんとも幸せな眺め。
週末は残り20kgの豆を煮る。

参加者の皆さんと
豆を踏み、トントン トントン味噌玉を作り
苦戦のワラない。そして味噌玉を吊るす。

途中豆が煮えるのを待つ間、子どもたちと
トランプ大会に興じてもらったり、
子どもたちも大満足の週末。

お金を出せば簡単にお味噌など手に入るけど
これだけ楽しく、豊かな時間を過ごすことは
いくらお金を積んでも得られない。
わずか暖かくなった風を感じながら
これから始まる躍動の季節を予感する
味噌作り。

食べ物をつくりだしたり、針を持ったり
毎日の暮らしを
少しでも自分の手に取り戻すこと。
祈りのうちに生まれてくる仕事。
そんな仕事を毎日静かに重ねていければ。
ワラをないながらそんなことを思った。
遥か遠いな。

そんなことを思っている頃、
松江の犬は天国に旅立った。
18年。犬にすれば大往生。
私のこれまでの18年と重ねてみたりして。
いつも帰省するたびに楽しい時間をありがとう。
旅立ちの、そしてはじまりの春がはじまる。

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2008年3月 1日 (土)

味噌仕込みと雪

昨日宮古に行くと
10℃(もちろんプラスです!)あった。
タイマグラも雨など降って
融けたところがワダチになって走りにくい春の道。

今朝起きると再び雪、真っ白の
再び雪景色。
(まだ暗いから全容は?だけど)

毎年味噌豆を煮る日は3月の第一週なのだけど
ジンクスのように毎度毎度雪。

きっとばあちゃんが雪と一緒に
見に来るような気がする。
9時頃から鍋を火にかける。
あの豆を煮る甘い匂い湯気の中に
今年も包まれることに感謝。

3月、まだ氷点下の日もあるけれど
味噌豆を煮れば春ー!!
アオゲラも鳴いている。

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2007年12月20日 (木)

ワカンタンカ

昨日の朝、チーズを切っていて親指をケガした。
あまり指を切ることはないのだが、久しぶりに。
スパッと切り込みを入れてしまった。

秋、妹からオランダ土産にチーズをもらって
大事にとっていた。2ヶ月半の滞在、
妹の夫がはるばる迎えに来て
昨日オランダへ戻った。

オランダで家族仲良く機嫌よく暮せるように
と見送る思いがそうさせたのか
チーズを食べることにしたのだった。
味はよかったのだけど、痛かった…。

ふと「ワカンタンカ」を思った。

北米のネイティブ・ラコタ族に
「ワカンタンカ」への信仰がある。
英語ではグレートスピリット
ワカンは「不思議」 タンカは「とても大きな」
という意味合いなのだそうだ。
祈りの対象としての一つの神ではなく
森羅万象に宿っている神。

アイヌであったり、北米南米のネイティブであったり
タイマグラのばあちゃんにも
その人たちの底に流れる共通の感覚。
自然の中で生きる人たちの自然への畏敬の念。
それを伝える言葉…。

私は到底及びもしない
かけ離れたところにあるのだけど、
ストンと腹に納まる感覚はある。

「ワカンタンカ」人間の力を超えた大きな力。
私に起こるできごと出会うことの不思議。
全ての出来事は必然として、起こるのだな~と。
今更だけどありがたく思った。

あるがままを受け入れよう
そしてワカンタンカのサインを見逃さない
よく見、よく聞き、よく感じる感性を育てていこう。

指先から流れる血を見て
生かされていることにきづいたりして
あまり痛い思いしないで気づきたい。
忙しい朝にまったくもぅ…ではあったが。

午後は子どもたちの期末面談。
道路はスケートリンクのようで1分遅刻。

12歳は夏休みの5寸釘からナイフと砂鉄採集して
製鉄の鉄の研究が村で評価され
冬休み明け、県の科学作品展に出品&報告することに。
更にもののけ姫の舞台にもなった島根の製鉄と
岩手釜石の製鉄の違いも調べようかと
にわかに盛り上がる。
年明けのレポート提出
何だか一緒にやることになってしまう予感…。

人気モノの12歳。「結婚するなら12歳君!」なのだそうだ。
なんだろー結婚するならって…。
でもね、いい男なんだこれがほんとに。

10歳の芸術もバクハツ的に花開いている。
味わい深い絵を描く。
新種のネズミがパプアニューギニアで
見つかったって記事を新聞で見つけ
以前からパプアに関心を持っている10歳
「パプアニューギニアの人たちと仲良くするのなら
裸でペニスケースもオレはできる!」
真顔。君なら行ける!(かも)
言葉も勉強したいと意欲的。
でもテキストはどうやって入手するのだろう…。
飛び込んで覚えるのかぁ。
サンタさんのプレゼントはもう締め切りました。

7歳冬休みの宿題早くもとりかかり
絵日記は本日の日付で「宿題に取り組む姿」を書く。
一応まだ学期中なんだけどね正直者!?
通知表、国語は抜群、
数にはちょっと弱いのはお母さん譲りか。

三人とも元気に2学期過ごせたね。
お母さんも頑張るよ。
あっという間に木曜日だしね。

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2007年12月14日 (金)

便り

高校から上京し、寮生活を送った。
同じ寮生でも横浜や千葉あたりなら
週末に帰ることもできるが、
島根など地理的にはもっと遠いはずの福岡の
友人よりも、時間がかかる。
帰省するのは1日がかりだった。

寮には公衆電話があるが大抵先客がいるし、
使える時間も限られている。
おまけにようやく順番がめぐってきても
電話代がかかるので家に「電話かけて!」って言って
ガチャンと切りかかってくるのを待つ。
すると、誰かのボーイフレンドからの電話がかかってきて
呼びにいくことになったり。
非常に使いにくい電話だった。

なので連絡はほとんどが郵便だった。
25年前のこと。
郵便があれば玄関口のボードに
名前が書き出してある。私は郵便チャンピオン。
届かない日はなかった。
…ってラブレターだったらよいのだけれど
父と母からのハガキ。
家の様子。病気の祖母のこと。
庭の花の話。
仕事のことはほとんど話さない父だが
出かけ先でのことや
世の中のことをいつも皮肉っぽく書いてよこした。

他愛もない話である。
おまけに父の字ときたら、利き手ではない方で書いたのでは?
というほどの難解な文字。
とんでもなく怪しい絵も時折添えられている。
そんなハガキがほとんど毎日届いた。
母とは長い休みで帰省すれば何でも話すことができたが
不器用な父と生意気な娘。
一緒に暮していたら、果てしなく距離のあるだろう間柄が
あらかじめ離れていたおかげで、つながることができた。

母は私からもハガキを書くようにと
あらかじめ宛名をプリントごっこで印刷して
学期が始まるとき持たせた。

1日1信なんて言いながら。
ペンをとってハガキにむかい
ポストに入れ、届く便り。
「離れていてもあなたのことを思っているよ」
私からの便りは毎日とはいかなかったが
父と母の思いはしっかり私に届き、
いつもいつも支え励ましてくれた。

川霧に覆われた朝の木立

散歩していてナディがみつけた雪の中の
ヒミズの美しい死体(3回目)

お昼はナディを迎えにきた友人のネパールでの土産話

本日のおかずは、エビと豚ひきを練り合わせて
炭火で焼いたベトナム風の竹輪 チャオ トムそれとおでん。
梅酒少々。

お風呂に入る前の子どもたちは
創作ウルトラマン特撮「壊された道路・予告編」
の撮影!?に盛り上がる。

今朝は4時半に起きたというのに全く「かかさらない」原稿。

そして私のため息。

薪ストーブの上の鉄瓶からシュンシュン湯気が立ちのぼる。

あなたはどんな1日をすごしたんだろう?
今日は何するの?

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2007年12月13日 (木)

かかさらない

心はいまだ放心状態。
食欲は少しずつでてくる。
冬はやはり蓄えなければね。
タイマグラではちょっと寒さが堪える。

高校の数学の教師によく
「放心しておるな」
と言われていたのを思い出す。

…が、六ヶ所村をとりまく動きは刻々と。
高橋県議の頑張り何とか応援したい。
来週はM市長との懇談。

年明けに、ちょっとした…岩手の人たちへの企て。
昨日は、いや今日か2時まで
手紙書き。ヒタスラにヒタスラに。
書く書く。80通。今日は続き。
一人でも多くの私とつながる人たちに
六ヶ所を伝えたい。
でもこの生活時間からまず修正しなければ
週末は賑々しく年末コンサートと餅つき
というのに・・・。

年賀状のために買った筆ペンが既に
つかなくなってしまった。
岩手ではペンがつかなくなったことを
「かかさらなくなった」という。
かけなくなったという。
流れるような岩手の言葉は
もちろん話すこともできないが
この「かかさらない」という言葉の音が
私は好きで使わせてもらう。

さー木曜日。新聞締め切りというのに
一行も書いてないぞ。
パソコンなので「かかさらない」は通用せず。

いよいよナディと今日はお別れだ。
スペシャルお散歩もしたいのだけれど。

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2007年12月 3日 (月)

どんな声 どんな人 どんな気配

朝からその辺で北島サブちゃんが歌っているでは?
と思うような吹雪。(笑)
午後から細かい雪に変わって15センチは積もったかな。

今日は日報の来週分と看護の専門誌の巻頭エッセイ アガリ!
外はしんしんと雪。私は着々と仕事。
合間にちょこっと裁縫したり、おやつに紅茶のケーキを焼いたり
行動範囲は非常に狭いけれど、はかどるぞ。

こんな山の中なので、居ながらにしてつながる事ができる
インターネットは
便利といえば便利(ダイアルアップ回線だが)
だけど何だか物足りない。

使っておいてなんなのだけど、
宿のお客さんとメールのやり取りだけで
当日を迎えるのが不安…。

原稿依頼のメールはもらったけれど、
どんな担当の人なのだろう。
温かなメールの文章から
何となく人柄もわかるけど…。とか。

直接会ったり、電話で聞かないと、
なんとなくホントかな?って。
いつの間に古いタイプになってしまったのか。

ここへ来る前、東京で雑誌の編集部の
下っ端やっているときに
都内、埼玉、千葉あたりまでは原稿やイラスト、
絵などは直接受け取りに行った。
すでにバイク便や宅配便、ファックスで入稿ももちろんあった。
でも直接会って・・・。
そんなスタイルにコダワル編集部の雰囲気に
古い人たちだな~と思いながら嫌いではなかった。

料理人の台所、画家のアトリエ、写真家のスタジオ
オバサマたち人気の俳句のセンセイは都内のホテルへ。
イラストレーターの古くて小さなおもちゃ箱のような仕事場。
時には何かの行き違いで機嫌をそこねた医者の診療所へ
上司が依頼した原稿を取りに行き、私が怒られたこともあった。

空気を感じ、人に会う。
作品が生まれてくる部屋は楽しい。
原稿取り。忙しいときにちょっぴり面倒でもあったけど
そんなお使いの時間が好きだった。

今週末、沖縄で会う友人へ電話をした。
メールでやりとりしていたけど確認。
変わらない声。15年ぶりだろうか。
ほんとに会えるんだっなって、ちょっとほっぺたつねってみたい気分。

わが家の気配は「6人兄弟」の子どもたちの賑やかな声。
山の音楽家を歌う子(わたしゃおんがーくか・・・)
学校のお友達のお話をする子。
お布団の中でコショコショクスクス
なんでこんなに楽しいんだろね。

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2007年11月30日 (金)

冷凍みかん

昨日はこの冬一番の冷え込み。
放射冷却。
子どもが出かける7時過ぎでマイナス8度。
台所のシンクの中でタワシも凍っていた。
ワタシは大丈夫凍っていない。

まだまだ。これしき…。

ナディの主、ネパールから「同行者が高山病で
帰国の見通しがたたず…」とメールがきて早一週間。

ナディと散歩していると
どこまでも歩けそうな気がする。
昨日はおりこうにしてるからっていうんで(笑)
台所へいれてあげる。

クンクンクンクン…気になるものがいっぱいある。
しばらく鼻をひくつかせていたが
納得したようでおとなしく座っている。
私と連れ合いがまたまた凍ってしまったホースの修復に
小一時間家を出ていた間も何事もなく。
エライ!
*  *  *  *  *
先日香川の方からみかんをおくっていただき
あちこちにおすそ分けしたりして
「おいしいね おいしいね」
と一昨日最後のみかんを食べ終わる。
子どもたちも「あーなくなったね」。

…と昨日愛媛の方からみかんが届く。
聞こえちゃった?
あまりのタイミングのよさに驚きながら
再び「おいしいね おいしいね」
柑橘類のないタイマグラ
(買ってくればあるのだが)
赤いほっぺの子どもたちにみかんの似合う季節。
愛媛のお日様が届いたよ。ありがとう。
奥の部屋に置くと冷凍みかんになってしまいそう。
でもその前になくなるか・・・。

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2007年11月25日 (日)

未来を照らすたいまつ

冬を前にした貴重な連休にお客さんなし。
不安がないといえばウソになるが
いさぎよく休みというのもね。勤労感謝の日。
冬だな~。

で、昨日は秋田の評論家でジャーナリスト
むのたけじさんのお話を聞きに行った。
来年の1月2日で93歳になるのだそうだ。
前々から行くぞ!と思っていたので
その思いがお客さんにも通じたのね。

従軍記者として戦争を全面的に協力してきた責任をとるため、
終戦の8月15日で朝日新聞を退社。
その後は秋田・横手へ帰郷
評論、講演活動と長年「たいまつ」という週刊新聞を発行してきた。

子どもたちにはちょいと難しい話かもしれなかったが
時折子どもたちにも問いかけながら、わかりやすくお話してださる。
教育について、平和について。

「人に求めるのではなく
自分が変わること、そこに可能性はある
一緒にやっていきましょ。ねっ。」

とても90を過ぎた方とは思えないはっきりとした
言葉は胸に響く。
それに口角沫を飛ばすとはまさに…。
時に机をバンッバンッと叩きながら
「いかんつい興奮してしまった」などと。
こちらまでノドがかわいちゃったりして。
熱い熱い2時間はあっという間に過ぎた。
前向きな怒り。
終了後30年前にむのさんの講演を聴いたという人が
「随分言葉が丸くなられましたね」と。
これで丸くなったんだ。

今日は暖かな一日。
先週から真冬日が続いてたので
ほっと一息。
久々に家事もはかどる。
ストーブ煙突掃除にはじまり
先日設置した風呂場洗濯系統の水が
あっけなく凍ったので家族総出で水直し。
水をためて洗濯しまくる。
わが家のミニ大根食べ切りサイズの大根も
干しすぎってほど干せた。ようやくの沢庵漬け、
子どもたちのリクエストにより抹茶シフォンケーキ作り。
トイレ汲み取り。
とにかく3時を過ぎれば気温も下がるし
それまでに!!と家の中を走る。
また気温が下がれば
おもしろいくらいに動かなくなるんだな~これが。
タイマグラの子どもたちも遊びにきていて
9人で大騒ぎ。
夕方9月の環境フォーラムで一緒だった方がご家族で
訪ねてくださる。
そこでようやく薪ストーブに火を入れる。
随分気温も下がってきた。
子どもたちの上履き乾くかな~
こんなに連休ゆっくりしてたのに
上履きのこと忘れてた・・・。

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2007年11月18日 (日)

闘牛

3日前、風にのってひらひら~と白いものが…。
初雪。
早池峰も3度白くなり
さー来い!とは思ってはいたが
暖かい11月だったので、
急にやってきたここ数日の冷え込みに
「毎年何着てたんだろう・・・」
と、タンスや茶箱からひっぱりだしてみる。

寒くなると動きが鈍くなる
虫のような体質だが
そうも言ってられない。
重い体に鞭打って…。

ナディも半室内!?にいるけど
何だか寒そう。
7歳に「ナディ寒いかな?」
と私が言うと
7歳ナディの敷き毛布を一旦きれいに広げて
たたみ直す。

畳んだ毛布を寒そうなナディに
かけてあげようとしている。
7歳としては、まるっきりの親切心からなのだが
ナディにしてみれば迷惑千万
必死に逃げ回っている。
真剣なだけに7歳怒り出す。
まるで新米闘牛士。

でも一番ナディのことが
気になるのは7歳。お散歩もご飯も7歳だもんね。

12歳は宿題そっちのけで
連れ合いと薪取り薪割り薪積み…。
純粋に仕事をする喜びを楽しんでいる
12歳にはいつも励まされる。

毎度研究熱心な10歳は世界地図やら図鑑を眺めては
ノートに書き込んでいる。
本日の研究はアマゾン川の沼に生息するアロワナ。

今日はこれから荒れる予報。
今晩は積雪も?
春夏秋、いつも彼らは
「早く冬にならないかな~」
雪が大好きな子どもたち。
さー君たちの待ちに待った季節がやって来るよ。

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2007年11月13日 (火)

黄色いリボン

明日は県南の小中学校のPTAの集まりでお話。
随分前からわかっていたのに。
のんびりしている連れ合いまで
「大丈夫なの?」
なんて言うものだから何だか焦ってきた。
「何も大丈夫ではないよ…」
本当は4時に起きるつもりで昨日は早寝したのに
結局たっぷり睡眠をとったにすぎなかった。
そんなことになりそうな気もしてたけど。

ま、始まってしまえばきっと
「えっもう時間ですか?」というほど話すのかもしれないけれど。
やはり始まる前はそれなりに緊張するもの。
そういう意味では宿のお客さんを迎えるのも
来てしまえばもうこれで通すしかないのだけれど
イ・チ・オ・ウ片付けたりお風呂焚いたりご飯の用意と
いつまでたっても要領悪いな~。

往生際悪いってのはよーくわかっているのだけれど。
最後の最後までベストを尽くしたいではないの。

土曜日は12歳だけと思っていたら
10歳も!7歳も!というので
三兄弟を連れて六ヶ所村ラプソディー
7歳は感想として「コンブがおいしそうで食べたかった」
漁村のじいちゃんやばあちゃんが昔話をしながら
山のように積み上げられた乾いた昆布の形ととのえて
束ねているシーン。ばあちゃん歌まで出てきて・・・
私もあのシーンは印象的だった。
そこにささやかな暮しがあるんだって。

10歳は自分と違う考えを人とわかりあうことは
難しいと思った・・・ってなことを日記に書いていた。
(許可を得て読ませてもらう)

12歳は夜遅くまで日記をパンフやちらしを読みながら
苦心していたが、すぐには書けない。と、
2ページほど書いて「パンフレット先生に見せてもいい?」
私からも担任に書いて持たせる。
「子どもたちにも六ヶ所のはなしをしました。
パンフしばらく借りていいですか?」とあった
学生時代に六ヶ所出身の友人がいて気にかかっているという。

岩手日報の私の担当者も監督にインタビュー、生活欄で
取り挙げて!と言ったら打てば響くように応えてくれた。

友人、知人たちからも上映会に出かけた、
自分のブログで流用させて・・・と

少しずつでも確実に一人一人の暮しから
コンセントの向こう側を考えられる人の輪ができたら。

いよいよ来年2月本稼動がはじまれば
よっぽどのことがなければ止まらない。
よっぽどのことって何だろう。

今友人からファックス
  署名活動の他に
  車のアンテナに黄色のサインをしばってください。
  テープでも、布きれでも、ポンポンでも

そう私お得意の最後までジタバタと…。

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2007年10月28日 (日)

ナディ

先週末のご一行様、
タイマグラの世界を楽しんでもらえたようで
今週は続々と参加者から連絡が入り
私も心地よい余韻を楽しみながら、
ようやく片付け終了。

私の出身校の東北在住者の同窓会だった。
学園長も参加。東京からも数人の参加者があった。
学園長の「『タイマグラばあちゃん』と『六ヶ所村ラプソディ』
「是非学校で上映しましょう!」との心強い発言もあった。

専門家を作るのではなく、自由人になることを目的とした
リベラルアーツに基づいた教育をしている学校。
ま、かなり自由に生きさせてもらっているし、
何の専門家にもならなかった意味では
私はなかなかの優等生かもしれない(笑)。

生徒+教職員600人分の食事を五右衛門風呂のような釜で
薪で焚いたり、労作というヒジョーに長い掃除時間。
秋のイチョウをデッサンしてクッションカバーに刺繍したり・・・
様々な年間の行事を子どもたちが運営していく。

通った時期は違うし、男女別学だった。
今回ほとんど初対面の方にもかかわらず
この小さな家で膝突き合わせて・・・
というスタイルで距離感もぐっと縮まった。

学校の創立者羽仁もと子の
「思想しつつ 生活しつつ 祈りつつ」
という言葉は、そーいえば今も私の中に
渦巻いていたりする。

さて月曜日からは
そんな羽仁もと子に傾倒する母のいる松江へ。
父のアルコール量のチェックもしなくちゃね。(といいつつ
私が帰ると、その酒量もかえって増やすような?)
そしてオランダから帰国している
5月に生まれた姪っ子に会いに。
旅の道連れは柳澤桂子・著「いのちと放射能」
茨木のり子の詩集倚りかからず の2冊。

タイマグラで留守を任せられる
頼もしい子どもたちと連れ合いに感謝。
留守番を前に子どもたちに洗濯の仕方を伝授
7歳ははりきって薪ストーブ薪を運ぶ所から
「オレがやるから」
普段私が作ることのない
ハンバーグ…とか賑々しい献立を考えて
今から盛り上っている。チーズをのせた
チーズハンバーグが夢だったのだって。
しばし楽しんでちょうだい。

昨日からネパールへガイドで出かける友人の
愛犬を預かっている。名前はナディ。
ネパール語で気の流れという意味があるのだとか。
とても賢く、落ち着いていて感心しきり。
今日は雨の中、カッパ着て子どもたちと散歩にでかけた。
明日は雨も上がる予報。
黄色や赤、紅葉真っ只のタイマグラ、
雨に落とされた葉っぱの上を
ナディと歩こう。

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2007年10月19日 (金)

レディスサイズ

レディスサイズっていえば
靴?服?食事?
フフフッ皆さん分かるまい。
薪!薪です。レディスサイズの薪。

今週あたりからガクンと気温が下がった。
それほど思いつきで暮しているつもりも
ないのだけれど、結果そうなっている。
薪、しかり。

寒くなっておもむろに
「これじゃ足りないよね~」
学習もせずに一体何年こんなことを
やっているのだろう。

近くでカラマツ伐採中の土場へ
連れ合いと出かける。

わが家の7歳の友だちのお父さんが
やっている現場で
前から声をかけてもらいながら
寒くならないと動けない。

ちょうど軽トラにばっちりの長さで
径10~20センチのカラマツ。
これぞ名付けてレディスサイズ。
昔話の欲出しばあさんのように
せっせと軽トラに積み込む。
瞬発力はあるぞカラマツ!

昨日は東京新聞から出してる
「岳人」の取材。

今日は初期フィールドノートを知る
埼玉からのお客さん。
カシの木をお土産にやって来た。
何よりも嬉しいお土産。12歳荷おろしを手伝う。

お客さん続きの仕上げは週末20名さま
ご一行夕食。20名宿泊など、どー考えても
ギネスに挑戦…なので、タイマグラの友人宅3軒で分宿。

紅葉がはじまったばかりの
山が歌いだすようなタイマグラなのだけど
天気予報は悪し。こればかりはね。

漬けもの数種類仕込み、サンマ50匹さばいて
みりん干し、酢〆、佃煮。

往生際の悪い私は今日もパタパタと
クモの巣払ったり、
宿泊7人分布団干し
トイレの汲み取り
流し磨いたり
連載も書き溜める間もなく
毎週賭けのように滑り込んでいる。
やはり思いつきで暮しているのかも。

今更ね・・・
と冷ややかに思う自分と
時間の許す限り・・・と熱く疲れる自分と。

ぎっくり腰にはならないけれど、
ぎっくり背中(なんてのがあるのかどうかは知らないけれど)
背中がイタイ。

月曜日からの日々の余力も
残しておかないとね。

明日は(もう今日か・・・)毎日のように
家でも賑やかに特訓していた
子どもたちの音楽会。
・・・どころではない!と私は思っていたのだけど。
12歳が「聞きに来ないの~」と残念そうに言うではないの。
やっぱり聞きに行こっと。

がんばれ
シロフォン(12歳)
リコーダー(10歳)
ボンゴ(7歳)
全校24人のかわいい子どもたち

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2007年10月10日 (水)

ダイヤモンド

すっかり日が暮れた駐車場。
到着するなり
「頻繁にクマが現れるから・・・」と注意を促す。
薪ストーブの火も消えてしまった寒い家、
ひっくりかえった台所で夕飯の支度、
火吹き竹でストーブの火をおこす子ども
夫も帰宅が遅い日で一人パタパタ…。

ちょうど一年前の今頃、初めてフィールドノートを
訪ねてくれたそのお客さんは
相当この「暮らし」に面食らったようだった。

落ち着きを持ってポツリポツリ…、確実な言葉で語る。
静かに、しかし石への熱い思いが伝わる研究者。

「石」という繋がりもさることながら
彼の思考に心通じるものを(・・・と勝手に思っている)
あれから思っていた。

その彼から先日手紙が届いた。
これまで日本にはないと言われていた
天然のダイヤモンドを彼が発見したという。
何というビッグニュース!

その後お客さんや兄などと話していたら
「見た見たその新聞記事!」
…知らなかったよ!

小さな小さなダイヤモンドが、
彼の震えるような驚きと喜び、
そして大きな可能性と輝きを届けてくれた。

やっぱり指輪もネックレスもいらない。
地球が作り出した宝石の上に暮しているんだから。

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2007年10月 8日 (月)

ウタガキ

下の兄一家がこの連休やってきた。
兄は4度目だが、お連れ合いと三人の子どもたちは初めて。
イトコというのもなかなかいいもので
友達とも兄弟とも違う楽しさ親しさがある。

やがてそれぞれの都合で、なかなか会うこともなくなるだろう。
でもこの子ども時代に一緒に過ごした時間はきっと宝物だね。

わが家の三兄弟と同じ小1,4,6年生。
6人の子どもたちの楽しい時間が流れた。

初日は炭火で、サンマを焼いた。
外は真っ暗闇 時折炭火にサンマの脂が落ちて
火がついて炎が上がる。

子どもたちは「ファイアー」「ファイアー」

バリ島のケチャのようなリズムで
声を揃えて歌いだす子どもたち
リードする子 あとに続く子
こうしてニンゲンは火を前にして
古来から世界のあちこちで歌ってきたんだろうか

歌がうまれるとき

歌うガキ(失礼!)…
歌垣…
タイマグラのウタガキに出会った夜だった。

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2007年10月 5日 (金)

おなじ風

昨日は夕方から雨が降り始めた

大慌てで洗濯物と一緒に
クルミを縁側に運び込む

今縁側、家の周りは
クルミ クルミ クルミ
もう干す場所が見当たらない

今年はここへ私が来て以来のクルミの大豊作
 
雨が上がった今朝、外へ出ると
一面クルミだらけ。
昨晩トタンの屋根を叩く音は
雨ではなくて
クルミだったんだろうか

手を茶色に染めながら
クルミの殻を取り出す

縄文人も同じように
喜びのクルミ色に染まっていただろうか
秋の風を感じながら

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2007年10月 3日 (水)

島はだれのもの?

その後下を意識して暮しているが
とりあえずヘビは見当たらない。
しかし息子たちはすっかりびびって
風呂焚きも渋り始めた。トイレも
「ついて来て~ヘビがいるかも…」
まったくヒヨワナ野生児たちよ。

昨日はコテングコウモリが家の中に入ってきた。
数日前はツキノワグマの子どもが
家の前のコナラの木にのぼってドングリを一生懸命食べていた。
夏休みの初日ジャガイモを収穫していたら
見つけたカナヘビ(トカゲの仲間)の卵。
7歳の自由研究に観察記録を1枚書いたものの、
全く変化が起こらないまま新学期。(涙)
1枚だけ提出したのだが。
先週卵が4つかえって赤ちゃん誕生!!

ニンゲンの近所付き合いはほとんどないが
森を住まいにしている生き物たちにとっては、
私たちニンゲンはやっかいなのだろうな。
なるべく迷惑にならないようにとは思うのだけど。

島根で小学校の教師をしている知人から、自作の絵本が届いた。
彼は毎週「夕焼け通信」という個人通信も発行している。
かつてタイマグラのことも書かせてもらっていたけど、
すっかりご無沙汰。
「いつでも原稿を…」と言っていただきながらスミマセン。

隠岐島に近い日本海(この呼び方も一方的?…)に浮かぶ
ある島を舞台に、島が自らの身におこる出来事を語っている。

わずかなわき水しかなかった島は成長し
土に種が運ばれ、草や花で彩られる。
アシカやウミネコの楽園となり
言語の違うニンゲンの交易の場となった。
ニンゲンが捕獲するアシカの血で島が赤く染められ
ニンゲンの撃つ機関銃や爆弾で形が変えられていく。
コンクリートで固められた島。

それでも小さな島は、心優しい生き物と
またいつの日か出会えることを願っている。

こんな目線が必要だと思う。
資源が!民族が!宗教が!
…それで地球はだれのもの?

谷川俊太郎がこの絵本に寄せた言葉は

   この控えめなつぶやきは
   声高なメッセージよりも
   はるかに深く私たちの魂に
   とどきます。

「ある小さな小さな島の物語」
興味のある方は、ご連絡ください。

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2007年10月 1日 (月)

下も向いて歩こう

先日、久々に泣いた。
上を向いても涙がこぼれるほどに
友人の悔し涙を一緒にもらい泣き。
ポロン ポロン
涙のかいあったのか、
友人の問題は解決方向となったようだ。
…って今回は涙の話ではなく。

快晴ではないものの
本日も洗濯。
お風呂場と部屋とを
いつものごとくせっせと往復していたら
脱衣所の前で何か踏んだ。
こんなところにホースあったっけ?というかんじ。
それでも急いでいる私は
行き過ぎて、ふっと振り返ると
ホースのようなアオダイショウ!!
小さく高く叫んでしまいました。
家の中(でもないけど半分家の中)で見る
アオダイショウは初めて。
ここんところの冷え込みで冬眠場所をお探し?
私に踏まれはしたものの
ご無事だったようでヒュルル~とどこかへ行った。
でも、家の中はやめてよね。

上を向いたり下も向いたり
あちこち向かないとね…。

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2007年9月18日 (火)

断水もたまには

降った降った。
先日の台風でも水が止まり
復旧してほっとしたのもつかの間
再びの大雨でホースが流され
水が止まった。

断水も体験できる宿。
わが家のキャッチフレーズ
「ちょっと不便がちょうどいい」
なのだが、水がないとやはりいろいろ滞る。
やはり水はね、必要です。

昨日の大雨の中、加えて断水のわが家に
来てくれたお客さんは
乗るはずのJR山田線は運休(ちょうどバスがあったのでよかったが)。
無事最寄駅に着いたはよかったが
タイマグラの手前2キロでパンク。
日頃タイヤ交換を連れ合いに任せていたのがたたって
レンチを見つけられず歩くことに。(涙)
わりと当然のところにあったのだけど。

お客さんと雨にもまけず歩く。
「クマさん 雨だから出てこないよね」
「神様も二つの試練は与えないでしょう」
と励ましながら・・・。

「また来たい」と宿帳に書いてあってほっとした。
雨がようやく上がった。
でも水の復旧は明日にしよう。
いつも「何時までにはこれを済ませて」
と台所とお風呂場をいそいそと往復しているのだが
今日はもう水がないんだからしょうがない。
のんびりやってます。
ブログも1日に2つ書いたりして…。

「かなり不便もたまにはいい…!?」

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2007年8月22日 (水)

飛び込み

お客さんもなく、夕飯は「脱力残り物ご飯」でいこうかと
昨夕6時前、飛び込み予約なしのお客さん。
にわかにエンジン全開。

予約ミスで近所の宿に泊まれず
急遽フィールドノートに。

一昨日はバイクの飛び込み。
昨日のお客さんは自転車。
今日は徒歩の飛び込みのお客さんがあるのでは?と
覚悟をしている午後。
外はどしゃ降り。徒歩はなさそうね…。

こんな個性的な宿なので看板も出さず(お互いのため)
飛び込みは避けたいのだが
なりゆきでとか
どうしても~とかで
飛び込みお客さんも年に何人かはいる。
今回はほんと路頭に迷ってしまうような感じだったし。
でも2日連続でなかなか楽しいひとときを
過ごさせてもらった。
居ながらにして「旅」。

今日は初めての家族連れの方。
どんな出会いになるか。

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2007年8月19日 (日)

温度差

数日前まで身の置き所のないような暑い日が続いた。
13日にこの村は37.5度で日本一暑かったらしい。
タイマグラは何度だったんだろう・・・。
お盆休みで人口過密のフィールドノート。
おまけに子どもが多かったので、更に温度は上昇していたように思う。
お盆の終わりと共に気温も10度下がる。

千葉からのバイク乗りの格闘家(!?)キムラさんと
3兄弟はオトコの世界(母ノータッチ)。
7歳は3日間すっかりくっついて遊んでもらうも、
名古屋からの三人娘の見送りに、あれだけ遊んでもらった
キムラさんには挨拶もせずに7歳消える。
キムラさん「オトコってそんなモンですよ」。
「7歳くんによろしく」とバイクに乗って熱風の中へ。
渋滞大丈夫だっただろうか。

神奈川からの3兄弟とタイマグラの3兄弟合同花火大会、
ペルセウスの残り流星群観察。
お土産にいただいた昆虫記(福音館・刊)は
10歳の大好き(憧れ)今森光彦さんの本。
トンボの美しさに魅了されている10歳。
毎日本と虫を眺めている。彼のバイブルになりそうだ。

そして入れ替わりで滋賀からもうすぐ3つになるカナタ君。
わが家の4男のように一緒になって遊ぶ。
昆虫記の今森さんと同じ滋賀・大津からだ。
昆虫記をみつけて
カナタ君のお父さんは「中学生の時に僕もプレゼントされた本・・・」
ご両親は今森さんとお知り合いだとか。

来週火曜日からの2学期スタートを前に
子どもたちは本日早池峰山頂トイレの汲み取り作業見学。
昨夜はこの春東京に転校した12歳のクラスメート、
ショータロー君もお泊り。

行動的でスポーツマンのショータロー君と
全くタイプの違うわが息子だが
同級生の男子はただ一人だった。
お互いによい刺激を受けあう仲のようである。
これも人数が少ないからこそ?

一人東京から新幹線乗り継いで、おばあちゃんの家に来たという。
5ヶ月会わぬ間に、身長は160センチ、足のサイズは26.5センチ。
野球少年の成長ぶりに驚く。
タイマグラの子どもたちも一緒に夕飯
総勢10人で再び暑い夜。

わが家の12歳もこの1ヶ月で身長が2センチ伸びた。
私の背を越すのもこの調子だと今年中か・・・
光を受け、雨が注ぎ
(今日は早池峰の肥やしも!?)子どもの育つ夏。
満開のソバの花を毎日満足気に眺めては
収穫の時を待つ12歳である。

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2007年7月27日 (金)

夏休み始まる

東北の梅雨明け?
まだなような・・・
なんでもこの後夏にはめずらしい大陸からの低気圧とかで
梅雨明けとはいえないと気象庁が言っていた。
が、宣言はなくともタイマグラはドカンと晴天。
梅もしっかり干せたし(1年越しの梅酢漬けを・・・。
今年のは赤シソがまだ。)

子どもたちも昨日から夏休み。
とりあえず
「ラジオ体操はじまってるけど~」
と声かけると、三人もーろーとしながら
起きてきた。
ほんとケナゲです。
私の口からは「別にいいじゃん ラジオ体操」とは
いいません。
彼らが決めることだから・・・。

夏休みの幕開けにふさわしく?
初日からお出かけ。
岡山から上の兄が盛岡の学会に出張。
下の娘二人と共に岩手へやってきた。
花巻大沢温泉(自炊部)へ。
6歳は男湯か女湯か迷いつつ
両方に入ってみる。

「オレ、一応オトコだし」
ま、そういうけどあと1年くらいは
いいんじゃな~い?

本日は盛岡経由でわが家の5人プラス
姪っ子二人と行動する。

車中では「お尻」についての表現で子ども5人
大いに盛り上がる。

たとえば
つややかなお尻
硬いお尻
ほれぼれするお尻
弾むお尻
神々しいお尻
驚異的なお尻

そういう年頃なのね。
5人ともお尻をめぐって
もう次々とお尻を語る。

県立図書館へ2時間ほど
連れ合いと交代で児童コーナーと
大人コーナー行ったりきたり。
知人の家に届け物やらして
5時帰宅。

6歳の指揮のもと12歳と8歳の姪っ子も
風呂焚きに挑戦。

炭火おこし焼き鳥&手打ちうどんの夕べ。
花火に肝試し。
12歳の映写機で上映会。
その後は皆々お疲れのよう。
すぐに寝息が聞こえてきたぞ。

日中はメラメラ暑かったが
夜には長袖でも着たいような温度差。
タイマグラの短くも暑い夏がはじまった。
明日はタイマグラ昆虫観察会だ。

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2007年6月21日 (木)

縁側から

夏のような晴天が続いた。
お客さんとの新しい出会いが続く季節だ。
本日は雨。入梅らしい。

春分の日3月21日松江を起点に歩き始め
六ヶ所村まで夏至の明日まで歩く
walk9のメンバーが先日タイマグラにきた。

彼らのキーワードは
六ヶ所村の「6」憲法9条の「9」
奇しくも彼らとの出会いは6月9日だった。

春分の日松江を出発したとき、偶然私も松江にいた。
前後して4月、友人から歩き始めた彼らのことを聞いた。
めぐりめぐって歩くコースをちょっぴりはずれ
タイマグラへやってきた。
歩きながら海に山に森に川に向き合い、自己に出会い・・・。
六ヶ所村に先週到着したようだ。

メンバーであり、六ヶ所村の僧侶は
「絶望のふちにあってもあきなめないで、
つづけること。
それも明るく、楽しくね・・・」
と語っていった。

まぶしい太陽を遮る木漏れ日の森を歩いて
体の中まで緑に染まる。

今日は雨にぬれ、風に揺れる森を
じっくりと眺める。カッコーが鳴き交わす午後。

この外と内の境界線があいまいな縁側にいると
私は飛んでいくよ。
静かに波がよせる六ヶ所村の海、
梅雨のあけた沖縄の空、
森の中クワの実が色づくのを待つクマの親子、
オランダの小さな家の窓から聞こえてくる
赤ちゃんの泣き声・・・。

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2007年5月25日 (金)

ディオネア・ミュシピュア

ディオネア・ミュシピュア・・・ハエトリソウ
変なもの好きな10歳がかねてから欲しがっていた
この食虫植物を今日ホームセンターで見つけたので買ってきた。

早速部屋の中においておくと
ハエやら小さなカやらが入っている。
葉の中に虫がやってくると
2枚貝のようにパタッと閉じる。
そして葉のまわりのギザギザの針が
交互に重なり厳重に閉じ込める。
なんとも不思議な植物。

土中の養分が少い場所でも
虫からも窒素分を植物中に取り込んで
生きていく。うまくできてるな~。

この2日間わが家に滞在していたのは
水生昆虫のアミカを研究している方。
昨日はアミカの幼虫を顕微鏡で見せてもらう。
なんとも不思議な生き物だ。
何節にもくびれた体に吸盤がついて
水に流されないようにその吸盤で石にくっついている。
エラも節々についている。

いやはやいろんな生き物がいるものだ。
そんな生き物に魅せられて
研究をしている人からお話を聞けば
ぐっとアミカが身近に思えてくるから不思議だ。

生まれて初めて出会ったアミカの幼虫。
すぐ近くに住んでいたご近所さんに
始めてあったような。
こんにちは。これからもよろしく・・・。

私の知らないご近所さん
まだまだたくさんいるのだろうな。

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2007年5月24日 (木)

ささやかな うたげ

ウドの天ぷら
アサツキ生味噌添え
シドケのおひたし
岩手のお酒

日中の熱も冷めた庭先に 
椅子を並べ
しだいに暮れる山を眺めながら過ぎる時間

これで十分・・・。

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2007年4月26日 (木)

再び雪

4月も間もなく終わり。
何だか月末やら年末やらになると
思わず振り返るまじめな性格だなと思う。
振り返るけどその反省を活かしているかどうかが
モンダイなのだけど。

それで4月は終わりなのだけど雪である。
私のお客時代GWに雪というのも
経験したことがあるのだけど
オランダは27度らしい。
壊れてるな・・・。

今日は大勢のお客さんがお昼に来てくださった。
短い時間ではあったけれど
楽しく充実したひと時だった。
タイマグラでの暮らしをお話するとき
忘れかけていた始めの頃の新鮮な思いを
振り返ってみたりできるから・・・。

それにしても朝から雨ではじまり
晴れと思えば再び曇り
アラレが降って雷!!
そして晴れて風と共に冷え込み
夜になって雪。薄っすら白く積もって・・・
お天気予報のマークなら今日は皆で総出演。

春はイロイロ 気もソゾロの季節なのだ。

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2007年4月15日 (日)

春なのに 2

寒冷前線の通過で冷える覚悟はしていたけれど
朝起きたら私の目は春霞?
いえいえ雪が降っている。
向かいの山も真っ白。
冬にビシッと冷えて、ポッカポカの春。
今年はこのメリハリがない。
ダラダラと冷えている。

ここのところふっと思い出す人たちから
手紙がきたり電話がきたり。
季節も変わり「どうしてるかな・・・」
と思う周期が重なるのだろうか。

先月松江に帰った時、昨秋タイマグラを突然おとずれた
中学時代の元美術教師イシダセンセイに
偶然か必然か再会した。

イシダセンセイと私の叔母には、
松江の山の中でトルコ料理のカフェをしている
共通の友人がいる。
狭い町だ。

イシダセンセイは千葉に暮らしている。
2月オーストリアの作品展に出かけるという
連絡を出発前にもらっていた。
あちこち作品と共に旅をすることも多いようで
案外オーストリアにまだいるかもと思いながら
一緒だった叔母にそんな話をしていた。

松江を発つ日のこと、出発の時間もせまっていて
行くのを迷ったがちょっとだけ・・・と、
そのトルコカフェの扉を開ける。
・・・と扉の向こうにイシダセンセイが。
なんでしょう・・・。

オーストリアに暮らしてもいいというくらい
居心地がよかったらしい。
けど今度は「芸能芸術の島バリに行ってきた」と
不思議なカエルの石像の写真が送られてきた。
樹木希林似のカエルが
耳にハイビスカスを飾った花ガエル。

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2007年4月 9日 (月)

春なのに

ウグイスが3日前からぎこちないながらも
鳴きはじめた。
花壇のクロッカスももう咲きそう!
フクジュソウは今真っ盛り。
その隣にはカタクリのつぼみ。

なのにあの春のうららかな日がやってこない。
もちろん気温はあがっているのだけれど。
もっともっと春!お日様がんばれ!

今日もしっかり着込んで
チロチロと薪ストーブを焚くのでした。

春は爆発的に嬉しい季節でもあるけど
ココロ切なくなったりする季節。なぜだろう。
春の夜懐かしい土の匂いと
しめった柔らかい空気に包まれると
何だかね~。

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2007年3月 9日 (金)

消えたゴム手袋

ここに来てまた朝も冷え込んだりして
子どもたちも存分に寒さを楽しもうと氷づくりを計画。
ゲージュツ家たちはゴム手袋に水を入れて
「手の形の氷」作りを試みた。

予報では盛岡の朝の気温はマイナス3度
ってことはタイマグラは
マイナス6度くらいにはなるかな・・・と
いそいそと夕方ゴム手袋に水をいれ輪ゴムでしばって
家の前のハギの木の枝にぶら下げた。

寝起きの悪い9歳、今朝はパッとおきて
ゴム手袋へ直行。

「タイヘーン!」
ぶら下げたゴム手袋がなくなっているという。
その周辺には足跡がたくさん。
ここのところ夜になるとタヌキとテンが
堆肥場で大宴会をしているらしい。
キツネもウロウロしているし。
きっとかれらの仕業だな。

「手袋を買いに」って寒さをしのぐために
こぎつねが片手だけ人に化けて
手袋を買いに行くお話があったけど
ぶら下がってたゴム手袋で
手をうったのかな山の動物たち・・・。

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2007年3月 7日 (水)

雪の日

南向きのわが家、ほとんど雪がとけていたけど
また真っ白に塗り替えられた。

今日は予報どおりの雪。
風も時々山の向こうからびゅーっと吹いてくる。
昨日はマンサクとフクジュソウの
黄色い花を眺めていたというのに。
今日は雪をかぶってしまっただろうか。

暖冬のまま3月がはじまり
まもなく春も本番。
今日の寒波は行く冬を惜しむように楽しもう。

薪も不足することなく助かった。
家の中では薪ストーブも
「味噌玉の乾燥のため」と言い訳しながら
ふんだんに燃やしている。

今日は連れ合い早朝から出かけていったので車なく
6歳保育所お休み。
おじいちゃんおばあちゃんの家へ。
時々恐いような風に立ち止まりながら歩く。
卒園の歌をうたったり道路にお友達の名前を書いたり。
寒いけど楽しい朝のお散歩。
軒下の凍みホドもちゃーんと凍ってる。
うれしい冷え込み。
午後も雪は続きそう。
9歳11歳も雪合戦しながら帰ってくるね。

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2007年2月19日 (月)

スノードロップ

妹がオランダへ行って一年。

長らくイギリスで学生をしてきた妹が帰国し
再び島根での暮らしに区切りをつけようという頃
彼女はオランダから客員研究員で松江に来ていた彼に出会った。

ちょうど島根に帰っていた私を
妹は出会って間もない彼に会わせたかったのか、
彼の公開セミナーに私も参加することになっていた。
オランダの湿地を美しい写真で紹介していて
岩手の湿地と同じような植生に親しみを感じ
遠いオランダをぼんやり思い描いていた。

山や川、湿原、鳥・・・自然が大好きな彼の影響もあり
版画やイラストを描く妹の作風も
「自然の中にヒントがいっぱい!」と
これまでも植物や動物を描いていたけれど
自然への眼差しはまた深まったように思う。(姉バカ)

昨年の秋に会ったときにオランダ土産にと
球根をもらった。
スイセンとスノードロップ。

4月の末には二人の赤ちゃんが誕生する。
「ちょうどその頃に咲くね」と子どもたちと
植木鉢に植えた球根。
一月の下旬あたりから芽が出て
みるみる鮮やかな緑色の葉が姿を現し
白いつぼみが控えめに顔をのぞかせた。

晴れた日が続いたここ数日は、外に出して
お日様の光もたっぷり。
そして今日真っ白い小さな花が咲いた。

少しずつ少しずつ。
彼女の暮らしが地に足のついたものになっていくに従って
作品も変化してくるんだろうな。
お母さんになってまたひとつ彼女の引き出しが増えると
どんな作品が生まれるのだろう。

山のないオランダ。絵画のような風景に馴染めない・・・
と言っていた。
新しい土地での暮らし、出産、そして子育て
かつての私と重ねてみると
ただただ楽しいだけの時間ではないかもしれない。
けれどそんなことも吹き飛ばすくらいに、
子どもが気づかせてくれた世界は数知れない。

長い間土の中で眠ってきた命がいつの日か花を咲かせる。

わが家のスノードロップはこの暖冬のためか
驚く早さで咲いたけど、
赤ちゃんはまだしばらくお腹の中で
おとなしくしていてね。

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2007年2月14日 (水)

私の欲しいもの

雪。雪。雪。
昨日の「縁側」とはうってかわって
今日は朝から雪が降っていた。
積雪40センチくらい。

子どもたちの帰ってくる前にと
午後からせっせと雪かきをする。

ひたすら県道までの雪かきを
3時間もくもくとしていて思った。
強力な腹筋と背筋、そして腕力が欲しい!!

腰には自身がある私。
ぎっくり腰とか腰が痛いという経験は
ありがたいことにこれまでないのだが
もくもくと雪かきをしながら
ターミネーターに出てきた母のように
強い女になりたいと今日は思った。

田舎の暮らしは本当に体を使う。

そして「私がやるから」とがんばっても
薪割りは要領を得ないし
大工仕事も大掛かりなこととなる
連れ合いとの力の差を思い知る。

そういう仕事を(時々!)もくもくとする連れ合いに
心から感謝する。
腕力も欲しいけど、心から相手に感謝する気持ちを
山の暮らしは私に気づかせてせてくれた。

できない部分をおぎない
出来ることは重なり合って営む暮らし。

「春になればとけるから・・・」
雪かきは連れ合いしないけどね。

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2月の縁側

暖かな冬が続くおかげでフィールドノートも
私も動きがいつもの冬よりも沢山あって
刺激も沢山。

久しぶりに家でゆっくりと過ごす時間、
連れ合いは輪かんじき(雪の上を歩く道具)の修理。
保育所お休みした6歳は縁側でなぞなぞの本読み。
私は先日の朗読パフォーマンスの
椎名千恵子さんのもう一つ(まだまだありそう)
の活動、真綿・カイコの話をうかがい、
すっかりはまってしまって
ヤママユのエッセイやら図鑑やら引っ張り出して縁側で読む。
とにかく縁側で過ごせるこの幸せな時間。

朝はマイナス12度までさがったので、
凍みホド仕上げに凍らせて
午後からはお湯につけて芋の皮むき。

「来るぞ~」と思っていたら案の定、
ほどなく6歳がやってきた。
「オレもやる~」と腕まくりをしながら登場。
途中遊びだすかと思ったが、ブヨブヨになったジャガイモを
水鉄砲のように時々チューッと水を飛ばしながらも
最後までしっかりお手伝い。
「これが凍みホドの粉になるんだよね~。」
小さな手加わって楽しい凍みホド作りの時間だった。

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2007年2月 6日 (火)

逃したり!

見事逃した!
昨日の朝は久々に冷えた。
小学生を見送る7時の気温がマイナス12度。
凍みホド(ジャガイモ)を作るためには
晴れ渡る放射冷却の夜にガチッと一発で芋を凍らせたい。

昨晩も晴れて冷えていた。
盛岡の予想はたいして冷え込みそうもなかったが
それでも・・・と連れ合いは畑に埋めて保存してあった芋を掘り出した。
「冷えますように」と願いを込めて芋を並べた。
今朝はずばり朝はプラス。
しかもこの厳冬期にである。
思いっきり寒さを逃してしまった。
残念無念。冷凍ストッカーでちょっとズルして凍らせることにした。
悪しからず。

立春って今年は本当に暦どおりかもしれない。
県道も雪がシャーベット状。ジュルジュルにとけて走りにくいことこの上ない。
明日は冷えるといってるからテカッテカの道路だろうな・・・。
明日はおとなしくこの辺で過ごした方がよさそう。

【お知らせ】
2月8日(木)16:00より宮城県丸森で
活動している朗読パフォーマンスの「ことばの種屋」
椎名千恵子さんがフィールドノートでお話してくださいます。
御用とお急ぎでない方…
そして冬道決死の覚悟でいらしてくださる方(笑)
お待ちしております。


公演料は感動代としておひねり、投げ銭ということで。

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2007年2月 4日 (日)

歓迎!?寒波

記録的な暖冬は続くが今日は久々の寒波で新鮮!
恐ろしいほどの風と、一晩で20センチ。
たいした積雪ではないのだけど
とにかく風が強いものだから、薬師川にかかる橋や
県道に出るまでの道はところどころ吹き溜まり。
朝からお客さんには留守番してもらって
私村の講演会に出かけなければならず
車ででかけるが、除雪車が来る前で道の状態は悪し。
よっぽど引き返そうかともおもったのだけれど
まーがんばってでかけてみた。

帰りは私の気の迷いがアクセルをちょっと踏み損ね
案の定吹き溜まりにつかまってしまう。
お昼ごはんの後久々の雪かきにいそしむ。

年に2,3回だったらいい運動!
とはじめたもののやはり暴風ともいえるような中で
雪かきしていると外にでていてはいけない天候かも・・・と怯んでしまう。

連れ合いは何故だかタイミング悪く朝からお出かけ。
いつものらりくらりとしている11歳だがやはりエライ!
先日スキー教室用に買ったゴーグルを着けたい!?
という思いも手伝ってか完全防備で手伝いにきてくれる。
せっせと1時間。
9歳も途中手伝いに(雪と戯れに)登場。
おかげで橋の吹き溜まりは見事雪かきできた。

用意万端お客さんにも「こんな天候だし早めにバス停にいきましょ」と
早めの出発。
バス停は寒いんで、車で待ってると
バスがスーッと行ってしまった・・・!!なんと時刻改正をしたらしい。
私に相談もなしに!!
9分早まっていた。知らんがな!
お客さんをすっかり冬のタイマグラの機動力の弱さに
巻き込んでしまった。
1時間後の山田線に乗っていただく。
この場をかりてごめんなさい! 
国道にはまったく雪がなくタイマグラとは別世界。
広いね~川井村。

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2007年1月30日 (火)

ほどほどが安心

例年なら一年で一番寒さに体をかたくしているこの時期。
今朝は「冷えたね~」と車のガラスについた霜を
ガリガリと削る時間を考えず手間取り、集合場所へはギリギリセーフ。

冷えたといってもマイナス7度。
この冬マイナス10度以下になった日はほとんどない。
放射冷却で晴れ渡った空は
みるみる美しく雪原を照らしはじめた。

あまりにも天気がよく気温も高いので
日中は薪ストーブなし。
トイレの汲み取りなど試みる気にもなってしまう。
この時期にやるのなら 灯油のヒーターで解かしながら
作業をするのに、今日は室温でOK。

洗濯も雪の反射で乾きそう。
外の洗濯ロープに干してみる。
いつの間にか溜め込んだダンボールをつぶしまくり、
裏の部屋を片付けたり。

あー大変だー!
天気のいい冬は、家の中で思索にふける時間もないではないの。
あまのじゃくなので、思索の時間がたっぷりあったりすると
あー体を動かしたいと思うのです。

ほどほどの寒さ、ほどほどの雪まってます。

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2006年12月 7日 (木)

月あかり

もう一巡りしてしまった・・・と、満月を見上げる。
でも先月との圧倒的な違いは、
一面の雪原を照らす月あかり。
雪に包まれたタイマグラは青く照らされている。

連れ合いが最終の新幹線で和歌山・熊野から
戻るというので、またまた夜の運転。
仮眠してからと思ったけれど、結局寝ることもできず
10時過ぎに家を出る。
この夏の「ケンイン」経験から
夜の長距離運転はコリゴリなのだが
止む終えない。
今シーズン最後の登山ツアーの添乗、「ご苦労様!」も込めて。

しかし眠気どころではない。
道路が最悪の状態(特に下り)。
車がところどころで流される。
ABSが効いてガガガガーッと
いやーなブレーキのかかり方。
ひたすらスピードを落としてソローリソロリ。
「こんな山道でトラぶったら本気でタヌキに化かされる!」
ほんのちょっとなら化かされてみたいような気もするけど。

出発前CDの整理をしてたら出てきた
矢野顕子の「はじめてのやのあきこ」を旅のお供に。
アッコさんのピアノと清志朗のハーモニカに何故だか
鼻の奥が熱くなる。
月あかりがそうさせるのかな。

連れ合いの乗った帰り道も私が運転。
何故って・・・。
連れ合い神々の宿る!?熊野で
(正確には山中ではないのだが)
お財布をなくしてしまった。

現金少々、運転免許証やらキャッシュカードやら
早池峰で拾ったサイズピッタリモンベルの雨具の
拾得物手続きの引換証も(再発行不可)。
凹んでいる連れ合いに追い討ちかけて責めたりすると、
私もいつやらかすともわからないしね・・・。
ま、命を落とさなくて良かったってことで。

家に近づく頃、雪に照らされた早池峰を見に
ちょっと寄り道する。
一層大きく、神々しく浮かび上がっている。
まるで絵の中にいるような。

翌日はグッと現実の世界。
諸々の手続きを行なう。
やはりこの山の中では
運転できないのはいろいろ支障をきたしてしまう。

即日交付の免許センターまで・・・との思いもあったけど
広い岩手。釜石も滝沢もちょっとこの冬道は気が重い。
宮古の警察で手をうとうと出かけると
なんと3週間もかかるという。
手焼き煎餅のように1枚1枚丹精に作り上げて
くれているというのか免許証・・・。

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2006年11月17日 (金)

風を感じて

自転車をもらった。
折りたたみで6段切り替え。

6歳が春から自転車に乗れるようになってから
三兄弟、外遊びの1番人気は
「自転車でひとっ走り行ってくるわ!」

9歳にちょうどよい自転車がなく、
交替で乗っていたのだけど今回の自転車
サドルを調整すれば9歳も乗る事ができる。

「5時に起こしてね!」
と張り切って寝た9歳。
いくら何でも5時はまだ暗いし・・・
6時前に起こす。
ぱっと起きて、ぱっと着替えて
朝はいつも機嫌の悪い9歳が
にこやかに登場。自転車の力・・・。

11歳も起きてきて二人でクマよけに大きな声を
出しながら朝の自転車のり。
薄氷の張った水溜りや霜柱を乗り越えて。

しばらくすると
「早池峰きれいだよ!来て来て」
すっかり雪がついた早池峰に朝日が当たって
赤く染まっている。

自転車が大好きだった。
今ではすっかり納屋につっこまれたままの
かわいそうな私のえんじ色の自転車。
また復活させてタイマグラの風を感じてみたいな~。

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2006年11月15日 (水)

これからのあたらしい学問

先日の盛岡での上映&トークも無事終わり
懐かしい方やら新しい出会いやら
毎度毎度ばあちゃんの繋いでくれる縁に今回も感謝。
会場は「ばあちゃん」に会いに来る方の熱気に溢れていた。

ドキドキのトークも吉成氏のリードであっという間の1時間。
吉成氏自身も東京での仕事に区切りをつけて岩手へきて10年。
そして3年前からはタイマグラのむこうをはる!?葛巻に移住。

対談の時にこの春からの
炭焼きを教わったエピソードをした時に吉成さんは
宮沢賢治の詩の一節をつなげてくださった。
聞いたことのある詩だったけれど
何の詩だったか思い出せず、連れ合いに聞くと、
さっと詩集を持ってきた。

部屋は片付いてないけど
こういう頭の整理は別回路。
さすが・・・!?なのである。

春と修羅
稲作挿話

抜粋
 これからの本統の勉強はねえ
 テニスをしながら商売の先生から
 義理で教はることではないんだ
 きみのようにさ
 吹雪やわづかの仕事のひまで
 泣きながら
 からだに刻んで行く勉強が
 まもなくぐんぐん強い芽を噴いて
 どこまでのびるかわからない
 それがこれからのあたらしい学問のはじまりなんだ

知恵。机の上の知識だけではないこの感覚は
時間を越えても変わらず受け入れられるものなのだと思う。
ともすると頭だけで理解しそうになる私に刻んでいきたい
「これからのあたらしい学問」。

12月の2日から8日までは東京渋谷のアップリンクで
伊勢慎一さん監督・プロデュース作品特集の中で
タイマグラばあちゃんの上映も。
東京周辺で見逃したかたこの機会に是非。

今朝外は真っ白。
お日様があたりはじめると木についた雪が
一斉にキラキラと輝き始めた。

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2006年11月 6日 (月)

満月

週末、連休にかけてまたまた個性豊かな人たちとの出会いがあった。
2年半日本の森を訪ね歩いている京都の青年。
2年前に「タイマグラばあちゃん」を見て来てくれた東京の大学生。
この夏から3度目のタイマグラ。東北の山、街歩きを楽しんでる
ちょっと私の妹似のKさん。(いつも子どもたちととことん遊んでくれて感謝!)
そして思い起こせば10年近い付き合いになるゆーこさん。
彼女こそ!?タイマグラばあちゃんが「いーおなごだ!」と褒めた
お墨付きの働き者!?
今回も布団干したり、くるみほじくってくれたり、薪割ったり、
犬の耳掃除したり、 11歳ににベーゴマの特訓つけてもらったり・・・
いろいろ働いてもらいました。
去年もこの時期、紅葉の頃たずねてくれたゆーこさん。
「行ってもいいかな?」って電話もらった日の朝
紅葉の山を眺めながら彼女のことを思っていた。
帰る日は最終の新幹線に間に合ったかな?

タイマグラを出たのはもう夕方の5時をまわっていた。
いろいろお土産もらっちゃって、うちの大根やら
ニンニク味噌やらあと何かないかな・・・と思いながら
時間がやってきて、車に乗って県道に出る手