2008年1月24日 (木)

比較的

マイナス15度の世界からいっきに緩んでマイナス3度。
暖かい朝。私の中の比較する能力がメキメキと働く。
暖かさのせいか思わず二度寝してしまった。

一昨日は薪を運び込んだり、
朝の段取りも珍しくばっちり備えていたというのに
空振り。天気が崩れるのは今朝からだった。

これまでの
冷え込みは厳しいけどキラキラ眩しい真冬日と
気温はそれほど下がってないけど陽もささず
遠くから山が鳴りながら
細かい雪を吹きつける強風の一日。
どちらがよいかと言われれば困ってしまう。
こちらは比較し難いな。

こんな日に10歳と12歳は歯科の予約を入れてしまい
連れ合い付き添い。
7歳が一人歩いて帰ってくるのは可愛そうかと
迎えに行く。

ちょうど家を出た頃
スクールバスが上の家に向うのが見えたので早足に行く。
が、7歳降りた気配はない。
下りで降ろしてもらうのかと待つ。
何か雪降りの中シャッターチャンスはないかと
カメラを持って出たのだが
猛吹雪でそれどころではない。

しばらく待っているとスクールバスやってきた。
運転手さんが
「上の家で遊んでいくって降りましたけど・・・」

「うっ・・・」

ベイリーフ、シナモン、
カルダモン、クローブを
スパイスミルでつぶしお鍋に多目の生姜を入れて
薪ストーブの上でことこと煮出し中。
雪とともに降ってわいた一人の時間がありがたい。
スペシャルミルクティーで一人のお茶を楽しも。

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2008年1月22日 (火)

冬は寒くねぇーと

マイナス15度。
こんな日が10日も続くからか
タイマグラ沢の凍り方は
これまで見たこともない景色が広がっている。
沢の半分ほど凍っているので歩いてみる。

はじめは恐々片足ずつ。
トントンとつま先で確かめてから
両足でしっかり立って、ちょっとはずんでみたり。

去年の暖冬は温暖化では?と
心配したけれど
とりあえず今年は大丈夫。
相当に冷え込んでいる。

裏の部屋に置いていた
キリンラガービールが
凍って膨張して割れていた。
エビスじゃなくてよかったけど。
って問題ではないか、残念。

お風呂場のリンス(酢)にするリンゴ酢も
ガッチリと凍っている。

オリーブオイルをフライパンにと思って
「あれ?」
固まって出てこない。

掃除、洗濯、お風呂、トイレ
5人の暮しを回していくのに
この冷え込みでさまざま支障が…。

私も冬眠したいところだけれど
せいぜい早寝して薪の節約をするくらい。
薪もこのままではちょっと不安。

自ら選んだこの暮しに向き合って
その中に自分の居場所を作り出す。
様々な葛藤を受け入れたときに
何かが生まれるのではと。

どのレベルになれば納得するんだろう。
室温が何度になれば
どんな道具があれば
要は自分の心の着地点がどこにあるか。

ま、実際改善の余地は
多々ある暮しではあるのだけれど
「20年前やって来た段階で既に完成している」
と思っている連れ合いと
「ここでしょ、あそこ。それからあそこも…」
と次々と思いついてしまう私との
折り合いの着地点を探す冬でもあり。

人に変化を求めてもね
変わるべきは私であることも
よーくわかってはいるのだけれど。
注)夫婦げんかではありません(笑)。

凍み大根も縁側にかけ
今、沢でさらしている凍み芋は
来週には軒下に吊るす。
…となると、やっぱり
「さーこい冷え込み!」と思う。

「冬は寒くねーとな、ばぁに仕事をさせねぇ」
生前ばあちゃんは冷え込む日を待ち構えていた。
やっぱり冬はこうでなくちゃね。

子どもたちの長い冬休みも終わり。
昨日から3学期が始まった。
今日から給食も開始。静かな午後。
しかし今夜から荒れるらしい。
そして更に冷え込むとか。
ヒャー!。
人の手では動かしようのない自然の力を
そのまま受け入れるしかない。
そしてまた一から始めさせてくれる春を待つ。

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2007年12月30日 (日)

屋根裏の本棚

穏やかな松江の3日間が過ぎ、天気予報どおりの雪。
去年両親はダーチャ(ロシアの週末菜園の小屋)のような
小さな家を祖母宅の前に建てた。
その小さな家に薪ストーブをおくことになった。
「薪ストーブならお任せ!」と
ストーブの位置や必要な煙突の数やらを確認して
ホームセンターへ。

しかしこの時期岩手のホームセンターなら当然のように
品揃え豊富なストーブ用品が
これまた当然といえば当然なのだが
さすがに松江にはない。

3軒目でようやく見つける。
しかし天候はますます悪化
ここは津軽?というような地吹雪。
すでに午後4時をまわり、煙突は家に運び込むだけにして
祖母の家でお茶をよばれる。

本当は祖母の家の屋根裏部屋で埃をかぶり、
母からはネズミにもかじられている
という祖父の本棚をのぞいてみようと思うのだけれど
今日はやめにした。

祖父が亡くなって古書店が来て
めぼしい本は全て持っていったと
母は言っているが・・・。

哲学から農学へと方向転換して
縁あって松江へ妻や子を引き連れてやってきた祖父。

祖父はお茶の研究をしていたことから
同じチャ科の椿を庭に植え
今ではすっぽりと椿の木に囲まれた家。
いつも玄関の脇には挿し芽した椿がおいてある。
私の生まれる前の年に亡くなった祖父。

写真の祖父の前に毎日紅茶を入れる祖母。
今の私の年頃で祖母は松江にやってきたのかと
祖母の人生の半分にも及ばない
わずかばかりの私の時間を重ねてみた。

祖父はいない家なのだけど、気配がただよう
居心地のよい家。

タイマグラへ初めて来たときに
「懐かしい匂い!」と思ったのは
薪ストーブのある祖母の家と同じ匂いがしたからだろうか。

今度は陽のさす昼下がりにでも訪ねて
屋根裏部屋をのぞいてみよう。

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2007年12月22日 (土)

冬の一日

昨日は終業式。
お昼に帰ってきた子どもたちは
昼食を食べ終わると、夕方薄暗くなるまで
ひたすら外で雪遊び。
最高気温もマイナス値の中。

いつもの平日は4時ごろ帰宅するし
土日も予定があったり宿題もがっぽりあったりで
どこか気にかかりながらなのだろう。

学校へは毎朝張り切って行くし
帰宅後も学校でのあれこれを三人で賑やかに
報告してくれるけど
こんなにのびのびと遊ぶ彼らを見るのが何より嬉しい。
開放感がみなぎっているもの。

冬休み中のお手伝いの割り振りを
朝ごはんの時に決める。
お父さんもお母さんも家にいる今時めずらしい家だけど
ちょこちょこ人がやってくる今時めずらしい家でもあり
日々を回していくためには皆が協力していかないと
動いていかないし…。
時々つまづくだれかがいたらフォローして。

子どもたちもいろいろ思うところ
ぼちぼちあるのだろうけれど。
そうやって自然に家を出て行きたくなるんだろうね。

今夜の夕飯は塩蔵のフキをもらったので塩抜きして
フキとじゃこと油揚げの煮物
3日かけてようやく味が落ち着いた黒豆
南部せんべいのせんべい汁
漬けものあれこれ
お気に入りの奈良のお酒「風の森」。
もちろんご飯もまきストーブの上でこれから炊くよ。
冬至のかぼちゃ・・・は焼こう。

ガス代も値上がりして…。
だからってわけでもないけど(わけではあるか…)
今朝はパンケーキの朝ごはんに
始まって1日ガスを使わなかった。
こんな一日が私のヨロコビ。

明日は今年最後のお客さん。
宮城の友人一家が3年ぶりに訪ねてくれる。
楽しみ楽しみ。
カモ君一家と鴨鍋にしよう!
(カモ君はカモノハシか…)

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2007年12月18日 (火)

どんなにきみがすきだか あててごらん

静かに冷え込んでいる。
でも風が吹かないだけ助かる。
週末の年末コンサートで皆の優しさを感じながら
これまでの年月を重ね
一人こっそり涙したりした。

それにしてもコンサート餅つきと大人11人、子ども17人を
この家で収容したわりには、何だかスムーズにことが運んだ。
子どもたちの成長のおかげ?
それに私はほっとんど原稿にかかりっきり。
頭の中でポカッと空白の新聞のコーナーを思ったりもして。
滑り込みセーフ。

土曜の朝になってようやくエンジンがかかった。
毎年パタパタと段取り考えたりしていたあれは何?って感じ。

週末の時間を取り戻すように日曜から早寝。
8時には寝る。月曜など7時半に寝ていた。
自分でもよく寝るな~と感心するくらいに。

昨日は7歳が「カカと本読んで寝よっかな~」。
本棚から彼が選んできたのは
「どんなにきみがすきだか あててごらん」
憎い選択。
さすがは3男、くすぐりどころを心得ている。

読み終わってから7歳
「カカのことね、納戸の箪笥から太陽に行って
ぐるっとまわってきてかえってきたくらい好き!」
っていっていつもの
左右のほっぺたとあごとくちびると鼻とおでこに
チュっとして寝た。

「カカはね、納戸の箪笥から太陽に行ってぐるっとまわって
もう一回ぐるっとまわってかえってきたくらいに好き!」
(※納戸の和箪笥にはおもちゃが入っている。
彼の重要なスタート地点ということか?)

でもね言葉でいくら重ねても
伝えきれない思いもあると思うよ。
きっと君もそのうち、そんなモヤモヤを経験するのでしょう。
でもやっぱり伝えておきたいんだよね。

さー今日も早寝するよ~。
お風呂もお昼過ぎから焚いているんだから。
今日は何読んで寝よっか。
子どもたちも私も大好きな「ラチとらいおん」はどぉ?
弱虫ラチに生きる力を教えてくれた小さな赤いライオン。
ラチに勇気が出てきた頃ライオンは
リンゴといれかわっていなくなってしまう…。

表紙は真っ暗闇の中赤いライオンに導かれて歩くラチ。
子どもの頃押入れに懐中電灯を持ち込んで
一人このせつないお話を読む時間が好きだった。
手ばなすことで得られるもの…。

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2007年11月22日 (木)

かつおの塩辛

先週末からいつ天気は回復するのかな~と思いながら
早木曜日。こんな裏寂しい11月にもめげず
お客さんが来てくれる。感謝。
それも「うかたま」の駄文を見て・・・という方々が続き
しめしめ…いや、申し訳ないような。
雪の中散歩したり、それなりに楽しんでいただけたようで
結構結構。
ここは自分で自分を楽しませなければ
だーれも楽しませてはくれない場所なのだから。

それにしても寒波はおさまるどころか
ますます冬将軍がのさばっている。
雪は横に流れ時折地吹雪。
ナディも用をすませると早々に家に戻りたがる。
日中もマイナス値。まだ11月、早くはないだろうか
いやそんなもんか。毎年新鮮に心揺らぐ11月。

今晩は連れ合いの単身赴任中!?の3番目の弟が
タイマグラに戻っていて、フィリピン料理と
子どもビデオ鑑賞会に招待されるも
私はかなりあれこれ抱え込んでしまっている状態で
それどころではなく、男4人を送り出す。
一人の夕飯・・・。ちょっぴりそんなことになりそうな気が
しなくはなかったのだが
まず部屋を片付け、ゆるりと早めの夕飯を
大豆と鶏肉の煮込み+ワインあたりからはじめる。
そうそう冷蔵庫にサンマの酢〆の
ちょっと残しがあった。と、もう一杯。

そういえば冷蔵庫の扉でたたずんでいたのは
先日海のまちで連れ合いがいつの間にか
買っていたかつおの塩辛・・・
目から出血しそうにしょっぱいので
ごま油と長ネギをきざんで和らげる。
それを昨日焼いたくるみパンにのっけて…
パンならワインもとついでみるが、塩辛なら焼酎か
と先日松江で父と収穫してきた柚子を
輪切りにしてお湯割。

ほんとは満月も近いし縁側雪見酒をしたかったけど
さきほど別の用で縁側に出ると
今日はちょっと「生命の危険」などという言葉が
ちらつきやめておいた。
おだやかな月夜の晩にしよう。

でも、今日はホンキで書こうって心に決めている。

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2006年1月28日 (土)

オチのアユアユ!

「オチのアユアユ」とは何か。

とっさにストーブの上の鉄瓶の沸騰したお湯の

ことを注意しよう出てきた言葉。

「熱々のお湯!(アツアツのオユ)」が

「オチのアユアユ!」に。

「暑さで脳がおかしくなったんじゃー」とはいいますが

寒さでも脳の回路はおかしくなるのかもしれません。

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2005年12月19日 (月)

薪~!!

日本各地から寒波襲来のニュースが聞こえてきます。

タイマグラは雪はたいしたことはないのですが

ここ数日モーレツに冷えています。

高温で火持ちのよいナラ薪は本来(わが家の場合)

1、2月の「ここ一番」にとっておくのですが

すでにガンガン焚いています。

薪置き場からはガポッガポッっと減っている。

あー薪!!と思いつつも背に腹は変えられず

今日もボンボン焚いてストーブの側を離れられません。

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2005年12月 9日 (金)

冬のひだまり

Photo_050_1 朝方の雪も日中はやみ、日差しもでてきた。

南向きのわが家はお日様が出ると本当に有難い。

特に冬は。

今日もストーブを朝からせっせと焚いて

書き物などしていました。

帽子をかぶったり半纏きたり分厚い靴下はいて

完全防寒。着込みすぎたか何だかほてってきました。

ふっと外へ出ると

何だ今日は暖かいんだ。

下手すると縁側など部屋の中よりも

暖かいことも。

真冬2月でも縁側でひなたぼっこが

できることもあるくらいです。

屋根の雪も雨だれのように全部

とけていました。

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2005年12月 7日 (水)

いい湯だな

お風呂は大好き。それも冬のタイマグラでのお風呂は極楽です。

でも、湧き水を一系統で家によんでいるわが家の

シンプル水システム!?

お風呂に水を貯めるところから薪を運びほとんど

0度すれすれの水を40度まで焚くには1日(・・・は、おおげさか)

でも半日仕事。やるぞ!と気合がいるのです。

まるでロシア民謡一週間の気分。Photo_871

こうして沸いたお風呂の気持ちいいこと!

ある方が「ゆっくりあたためたお湯はなかな

か冷めません」と。

ヒバの桶のお風呂ということもあいまって確かに外は寒いけど

暖まる。朝風呂やシャワーザンザン使うようなお風呂は

のぞめないけれど、ゆっくりと体の芯から暖めてくれる

わが家の冬のお風呂はなかなか。

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