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2017年12月19日 (火)

冬のシアワセ


(外よりは)暖かい部屋で、ソコソコの雪降り(20センチくらいがベスト!)を眺める幸せな時間。

「冷え込み早いね!」「もう雪で真っ白!」11月からそんなことを言っていたけど、そのままずるずると冬本番に。

両親が約5年の隠岐の島の暮らしを終えて、松江市に戻ることになった。海の荒れる前の季節、引越しの手伝いに隠岐へ。

「歩いて帰ることができて、良かったねオトーサン!」と母。カラリと明るい母、80歳の覚悟をゆるりと垣間見る。

今年の夏、私の持参した大好きなお酒、酉与右衛門(よえもん…酉与一つの字だけと変換できず)と父の好物、三陸のホヤを肴に、父は卒酒した。と思いきや、そうでもなかった。医者の不養生というやつか。

皆がそれぞれに元気で過ごせることが、しみじみありがたいと思うこの頃。それは連れ合いの両親にしてもそう。穏やかに暮らすこの貴重な時間を、私もゆるりとした覚悟とともに、嬉しく過ごす。

引越しの荷物を積んだトラックを見送った翌日、17歳の期末面談で隣の島へ。今回の面談は初のこたつ部屋。アットホームな学校とは思っていたが、一時間ほど様々話す。

今回17歳はテスト期間中、そして週末は横浜へ発表に出かけたりで時間がなく、お昼休みの学校を訪ねた。男子数人、生徒玄関でお弁当食べているという。なぜ玄関?ドコドコ?…と黒い集団発見。モサッと17歳、お友だちのYくんがいろいろ答えてくれる。まぁ、17歳居場所を教えてくれただけでも良し!
そこへ近くにいた女子グループの一人が登場。
「えっえっ!17歳くんのお母さんですか?もう~何でお母さんが来るって教えてくれないのぉ。えーっと、どこだっけ、岩手!北国から来たんですか~。すっご~い!いつもお世話になってます!午後はどうするんですか?授業見て行ってください!わー皆に教えてこよ~!失礼しますっ」
ほどなくお友達を連れて戻ってきた。お箸を転がしたら笑ってくれそうな元気で楽しい女子。思えば17歳、そんな元気な女の子たちに保育園も小学校も中学校も、圧倒されてきたように思う。

紅葉の残る隠岐の島、そして松江。ツバキやビワ、チャノキ…タイマグラにはない花々を懐かしく眺めて、北上。

松江からの帰り道、神戸で寄り道して仙台空港に降り立つと、鼻の奥にキリッとした冷気が届いた。白い山並み。「帰って来た!」と思った。
あっちこっちに帰ってきたと思う場所があること、迎えてくれる人がいることが嬉しい。

島根からタイマグラへ戻って、今シーズンの雪かきデビューを果たし、パンを焼き、いつものタイマグラ時間が戻って来る。ヨーグルトは連れ合いが、お世話してくれていた。

「毎回瓶を洗ってね」そう伝えてはいたが、前回私の留守中のヨーグルトは、靴下(使用済み)と思えなくもない怪しい臭い…。

今回は山形経由で行ったので、日々の台所仕事を楽しんでいる二十歳宅にヨーグルトのお世話を依頼して島根に向かった。10日後、二十歳宅から元気なヨーグルトを連れ帰る。

帰宅すると「今回は毎回瓶を洗った!」と連れ合い。「当然!」と出てきそうなコトバを飲み込んで「ありがとう!」ヨーグルト元気だった。

先月から手元に届いていた来年の手帳もようやくお引越し。今年の春からはスマホの手帳機能を使い始めてもいる。家族の予定を色分けし、購入したチケットの予定が近づくと知らせてくれたり、親切この上ない。けど、やっぱり紙をパラパラしないと、なんだか不安。
さぁ、新しい年、どんな予定、どんな出会いで埋められていくのかな。まずは年末年始、厳寒のフィールドノートを訪ねてくれる猛者に感謝して。




隠岐の島を離れる朝、美しい景色にフェリーの甲板を行ったり来たり


山形からの帰り道、盛岡で会合とライブに寄るために秋田県横手、岩手県西和賀町のルートを…。豪雪地の底力をチラリ。


2週間冷蔵庫で留守番してた酵母。パンもご機嫌に膨らんでよかった。


美しさと棘と…。










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