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2016年5月30日 (月)

愛し直す

連れ合いは 山へ石採りに。
私は海へ映画観に。
(桃太郎風に)

お客さんを見送って
洗濯ものを干し終え
宮古シネマリーンへ駆け込む。
28日土曜日から始まった
妻の病』を観る。

50代前半で
レビー小体型認知症を発症した
妻の弥生さん。
小児科医の夫浩市さん。
高知県南国市で
暮らす夫婦の記録映画。

家事はもちろん、身の回りのこと、
会話もチグハグなことになっていく
弥生さん。

自らも鬱の症状を抱え、
小児科医の仕事…
葛藤しながらも
魂で結ばれている夫婦の姿。

「愛し直す作業がしたい」
日記に書かれた
浩市さんの文字が
目に、胸に留まっている。
愛し直す…。

今のところ、私、多分認知症ではないと思う。
とりあえず夫婦の危機でもない
(私は)とも思ってる。
だけどいつの間にか、
映像と自分や周辺の
アレコレを重ねて観ている。

これを伊勢マジック
と秘かに呼ぶ。
沢山の思いと、
いろんな人たちのことを思って
涙する。

「本当の彼女を
理解していなかったんだよね」

幼なじみの夫婦が学んだ
小学校の卒業式に
二人で参加するシーンは
中でも印象に残る。

伊勢さんは、「愛する」ことって
そもそも絶えず「愛し直す」
ってことじゃないかな。

そして「生きる」ことは
「生きなおす」ことで、
映画を「創る」ことは
映画を「創りなおす」ことかなと。

「暮らす」…「暮らしなおす」
ことだねぇ。

映画の最初と最後に流れた
バンドネオンと
コントラバスの
ラ・クンパルシータ。
そして弥生さんの
鼻歌のような
ラ・クンパルシータ。
聞き慣れた
タンゴの
愛おしく、哀しく、
切ないメロディー。

折しも
シネマリーン
ホントに危うしかも⁉︎」
とのニュースが
飛び込んできた。
そんなの困ります!

「オクハタくんにも観てほしいなぁ」
伊勢カントクの言葉が
今週のミッション。

今回の伊勢作品
残された上映時間は
今週金曜日まで。
是非沢山の人にも観てほしいし、
シネマリーンを観て支えていきたい。

5月の薫風と共に現われ
「シアワセ」という言葉を
問いかけていったオカザキさん。
シアワセをあれから考えたりしている。

本日のシアワセは
山が動くように響くハルゼミ
その向こうに聞こえる
カッコウとツツドリ。

それから愛媛からやって来た
レモンたちに
「どうして欲しい?」
と、訪ねる時間。
(ありがとう!タケちゃんさん!)

目と耳をそんなことで
満たしつつ
冷やした甘酒を飲むこととか…。








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2016年5月25日 (水)

雨の水曜日


久しぶりの雨。
朝一番、イチゴの
ジャムとシロップを煮る。
晴れはもちろん
風も雨も5月は良い季節。

5月28日(土)〜シネマリーンで
伊勢真一カントクの映画、2作品上映。
ゆめのほとり
妻の病
ゆめのほとりは、
札幌の認知症の方たちの
暮らすグループホーム、福寿荘の日々。

妻の病は、レビー小体型認知症の妻と
手を取りあって生きる、夫の10年の記録。
音楽は大久保かおりさんの
バンドネオン。
こちらも楽しみ。

そして29日の上映後は、
カントクのトーク。
シネマリーン!ありがとう。
もうドラえもんの映画は
卒業しちゃったけれど、
ドキュメンタリー特集は、
これからも
よろしくお願いします。

「ずっと5月だったらいいのに…」
誘うように揺れる緑を眺めながら
呟いてみる。

















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2016年5月13日 (金)

神話崩れる…春

5月、ムクムクと緑が育っている。
薫風を受けて、
カゴもお風呂のすのこも湯たんぽ袋も
皆みんなカラッカラ。
気温が上昇した今日は、
ヨモギやラショウモンカズラの香りが立ち込める。
早めの春ゼミも戸惑いながら
初夏を演出している。

そして家の中は呆れるほどの カメムシ。
正確にはスコットカメムシ。
昨年の秋、それほど越冬しに来たとは
思わなかった(気づかなかった)のに、
近年稀にみる多さ。

4月の下旬お客さんと
「今日がマックスですかね~」 と
呑気に眺めていたのだけど、違ったみたい。

そしてちょうど一年前のこの季節、
自称『鉄の腰を持つ女』は終わった。(ぎっくり腰)
それまでは冬の雪かきも何のその。
夏は家の中に外にパタパタと走り、
縁側をヒョイ!とかけのぼったりしていたっけ(遠い目)。
で、昨年苗を植える前にシカ避けネットを張っておきましょう。
ってことで、鎌でモーレツ草刈り二日間。
その時はまだ大丈夫。筋肉痛だってすぐには出ないもの。
直接のきっかけはその後、
雑巾を絞った時。グキキッ…。
あれからゴッドハンド氏にお世話になりながらも
ダラダラ腰痛は続き、今シーズンは静かに動いている。
もうパタパタはしません!キッパリ。

…と、数日前から痒い。顔限定。
次は何だ、どうした。
紫外線か?乾燥か?ダニか?黄砂か?それともカメムシか?
いろいろ頭をめぐらせつつ、
珍しく(!?)きちんと顔を洗っては保湿。

日焼けしてもすぐに戻るし、
ウルシ塗りで連れ合いはかぶれても
私はへっちゃら。なのになのに。
鉄の肌神話もまた崩れゆく。
玉の肌ではないところが…

あ、更年期…って言葉も承知しております。はい。

海外で暮らす小中学校時代の同級生Sちゃんと、
久しぶりに連絡を取り合う。
本当にまるでご無沙汰していたのだけど(私の筆不精のため)、

「去年孫が生まれて…」って。ちょっ!
…私の神話が次々と崩れゆくのだがら、
同級生に孫がいても納得しよう。
日が長くなってきた5月の夜。
巡りくる季節をヒシッと思う。

さぁて明日盛岡からやってくる姫に召し上がっていただく
山の緑(酒の肴)は何かな。
シドケ、ウド、ギョウジャニンニクか…。
連れ合いの、空を調査しながら
地面の調査(山菜採り)もさりげなく期待しながら。
金曜日の夜、函館20歳はカレーの日なのだとか。
毎回研究しているらしい。
今夜は何カレーでしょう。

山形18歳は「オレは豆を極める」のだとか。
大豆やひよこ豆…いろいろ挑戦しているらしい。
鍋帽子を送らねば。

そして一番連絡が来ない海士町15歳。
「入学式の時と人格が違うって友達に言われてる」とか。
借りてきた猫は返上。フムフム。
 

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