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2015年7月31日 (金)

「不自由してないわね」

トビウオに出迎えられながらやって来た島根県の隠岐諸島。


まず向かったのは両親の暮らす島後西郷町。

 

 

途中島前火山で形成された島前の内海をフェリーは行く。

 

18歳の通う高校、そして新しくできた寮を眺めながら

 

青い空と海、大小の島々。

 

18歳が悲喜こもごも感じながら

 

過ごしてきた場所。これからの長い長い人生の場面で

 

この3年間の経験が背中を押し、乗り越えさせてくれることも

 

あるんだろうなぁ。

 

そんなことを思いながら、4時間のフェリーはあっという間。

 

 

 

80歳になっても仲良く(?)

 

ま、二人揃って元気でいてくれることに感謝。

 

タイマグラで暮らす連れ合いの両親も

 

元気でいてくれること、

 

子どもたち、そして私たち夫婦も元気でいること

 

いろんな歯車がなんとかかんとかギッチラゴッチラと回って

 

こんな夏休みが過ごせたんだなぁ。

 

 

 

翌日再び1時間の船旅で島前海士町へ。

 

島前では担任の先生との面談や

 

町営の学習センターの先生との面談、

 

そして新しく完成した寮や学習センターの見学もさせてもらった。

 

18歳のことを日々しっかり丁寧にサポートしてもらっていることを

 

そのお話からうかがえたことにも感激した。

 

 

 

そして18歳の島親さんを引き受けてくれた

 

但馬屋さんでの1泊では

 

思いがけない出会いも!

いつも朗らかな女将さんそしてご家族の皆さんがいてくれることで


18歳も安心して高校生活を送ることができる。


そんな女将さんが紹介してくれたのが


母校自由学園の高校1年生とそのご家族。


同宿であった。

 

親元を離れて初めての夏休み…。

 

 

 

「東京に引っ越してきて!」


寮生活の大変さをあれこれ言って

 

親を困らせていた16歳の夏休みを思い出してキュンとなったり。

 

昨年「タイマグラばあちゃん」の上映会を企画した

 

ミホさんにも最後の最後に港でお会いできた。

 

 

 

18歳の予定が分からず、

 

おまけに台風12号なんて心配もあったので

 

どうなることかと思った隠岐行きも、沢山の出会いと共に

 

無事本土へ。

 

 

 

隠岐も暑かったが、更に街の熱気の加わった

 

松江に渡って2泊。

 

 

101歳の祖母も元気でひと安心。

 

1人で食事、お風呂、トイレもできるって…素晴らしい!

 

とはいえ、その暮らしをサポートする叔母たちの

 

連携プレー!?もこれまた素晴らしい!

 

101歳になっても相変わらず茶目っ気のある祖母は

 

「山には不自由してないわね」と。

 

私「うん、たっぷりと!」

 

基本楽天家なのだと思う。

 

その流れを、かなり私ももらっている。

 

足りないことや不自由なことを並べるのではなく

 

足りていることを並べていれば、大丈夫ってもんである。

 

 

 

昨夜寝台特急で松江を出て、

 

東京経由で東北新幹線そして盛岡から山田線。

 

緑のトンネルをくぐってタイマグラ。

 

18時間。

 

 

 

クーラーの設定温度27℃の松江から

 

天然クーラーのタイマグラ今宵は24℃

 

夏はタイマグラだわぁ…。

 

 

 

 

さて、再三お伝えしている陸前高田での上映会も

 

いよいよ明日となりました。

 

映画「タイマグラばあちゃん」in 陸前高田

 

会場 陸前高田コミュニティーホール シンガポールホール

 

   入場無料

 

時間 14:30~開場

 

15:00~上映

 

上映後澄川カントクと連れ合い奥畑のトーク

 

18:30~懇親会(竹駒食堂)※別途参加費

 

 

 

自然と共に生きたばあちゃんの姿を、

 

震災後4年が過ぎる陸前高田で映す。

 

沿岸、岩手、いやいやこの国、いやもっともっと

 

ヒトの生きる姿を、ばあちゃんが静かに問うような気がする。

 

隠岐の人たちの島で生きる靭やかな覚悟も思い描きながら。

 

 

 

短くも暑い夏になりそう。(朝晩は涼しいよぉ~)

 

こんなに夏って暑かったかな・・・


皆々さんもしっかり夏休みがとれますように!

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2015年7月21日 (火)

夏休み

連休中も、フィールド・ノート
の床は抜けることなく
無事皆々さんそれぞれの地へと
帰られたり、旅が続いたり。
ありがとう!

この連休は女性客が多くて
黒一点の(フィールド・ノートの黒は除く)チ~バさん
1泊目は車中泊。申し訳ない。

偶然神戸からの方が重なって
神戸と東日本大震災の話題になる。
20年と4年と
都市と漁村
再建できる街と帰ることのできない場所と…
比較はできない震災だけど
心の傷は簡単には復旧できないことは同じ。
神戸ユミコさんが関わった
NHK「LIVE!LOVE!SING!」
早速明日観る予定。

連休の最後は岐阜から大西君ファミリー。
夏休みに入ったばかりのナルちゃんは
新しく出合ったコトバをノートに書き記している。
昨日出合ったのは「ノンベエ」
わが家では見かけないピンクが眩しかった。
筆箱にはいった文房具もキラキラしていたなぁ。
「ザ・小学生女子」

大西夫婦とワタクシ同い年。
妻・ひろみさんと私、
全く同じところに白髪。
そしてギックリ腰もデビューの「ザ・47歳」
皆々帰って静かになったフィールド・ノートに
14歳のベースの音が帰ってきたよ「ザ・思春期」

前回もお知らせした上映会のお知らせを再度。
「タイマグラばあちゃん」
陸前高田で上映会。
日時:2015年8月1日(土) 15:00~(開場14:30~)
会場:陸前高田市コミュニティホール内 シンガポールホール
入場無料
上映後、澄川カントクと連れ合いのトークも。

暑い日が続くと
ばあちゃんの家の前の
マチ舟(湧き水を堰き止めた天然冷蔵庫)で、
冷やし固めた天(寒してない天草から煮だしたもの)が懐かしい。

今週末から14歳と二人で、島根へ帰省。の予定だが、
台風12号の動きが、非常に気になるところ。
隠岐へ渡ることはできるのか!
14歳待ちわびた18歳と再会はできるのか!
・・・って出かけるまでの3日間も
ドキドキスケジュール。
そんなタイミングで再びのギックリ腰には気をつけよう。

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2015年7月 1日 (水)

繋がっている

桑の実も色づいて、
クマの姿も見かけるようになった。

先日は、キャンプ場近くの県道で親子クマ
のんびりした親子で、私の車をぼんやり眺めていた。
というこちらも14歳と私の、のんびり親子
「クマに西陽が当たってきれい~」
見つめ合う親子ヒトと親子クマ…。
どうか元気でやっていってよ。もうちょっと離れたところで。

6月、駆け抜けて終了。
山形行きから始まった6月
それも人生初のギックリ腰をともなって。

19歳の編入試験も終わった。
「終わったけど、始まりです」と試験後届いたメールに深く頷く。

15歳の剣道も終わった。
もしかすると最後の最後に入った一本は
15歳、剣道に目覚めた瞬間だったかもしれない。
…が、竹刀はベースに持ち変えられましたとさ。

日本と原発」「千年の一滴
アラヤシキの住人たち」 「沖縄 うりずんの雨
6月は映画続きでもあった。

花巻市のブドリ舎で開催された花巻映像祭
今年で15回目になるという。
残念ながら参加はできなかったけど
映像祭終了後、伊勢真一カントクご一行様が、
久しぶりに訪ねてくださる。

伊勢カントクの昨年完成した「妻の病」と
できたてホヤホヤの新作「ゆめのほとり
どちらも認知症をテーマにした映画。
観たいな。 特に『妻の病』。
医師の夫。妻は幼なじみ。
 夫「夢みたいだね」
 妻「うん」

タイトルもグッと響いてくる。
『夫の病』との響き具合の違いを考える・・・。
「いい映画なんだよ」
伊勢カントクが言うのだから、いい映画に違いない!

2月、吹雪の日に観た大槌の本音と本気を伝えた
赤浜ロックンロール」の小西カントクにもお会いできた。

そして「タイマグラばあちゃん」 陸前高田で上映会。
日時:2015年8月1日(土) 15:00~(開場14:30~)
会場:陸前高田市コミュニティホール内 シンガポールホール
入場無料

映画を企画するリョータさん+ショウコさん、
そして高田の津波で亡くなったリョータさんのお友達のご家族が
訪ねてくださった。

震災後、陸前高田に通ううちに
「タイマグラばあちゃん」を知ったというリョータさん。
きっとおばあちゃんが繋いでくれたんだ。
「息子は亡くなったけど、息子が増えたんです…」。
亡くなったお友達のお父さんの言葉を反芻している。

上映会の後には、
澄川カントクのトークも。
かさ上げ工事で町全体が工場のようになっている陸前高田。

季節はすすんでも
心は簡単にはすすまない。

今日は雨の中の郵便屋さん。
ポストをのぞくと、日本年金機構から
加入手続きのお知らせが19歳に。

20年前タイマグラに響いた産声。
母親と繋がっていたへその緒を
父親に切ってもらった赤ん坊もハタチ。
   
   遠く離れた場所であっても 
   ほら 近くにいるような景色 どうか元気でいてくれよ 
                  『くるり Remember me

期末テスト前の14歳。
休憩はベース・ベース・ベース
耳コピで、「くるり」練習中。

18歳、高校最後の夏休みは隠岐で。
友だちや島の人、先生に支えられた高校生活
離れている分、会う度に変化する顔つき。

皆々、どうか元気でいてくれよ
6月もフィールド・ノート、
沢山の素敵な繋がりをもらいました。
感謝!

梅雨空が続いて、薪ストーブの力を借りる。
湿度80%を越えて、潤い過ぎている。

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