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2014年6月23日 (月)

肉とか海とか山とか

昨年の11月29日(イイニクの日)に公開された
『ある精肉店のはなし』
全国での上映が続いている。
大阪の被差別部落のお肉屋さん家族のお話。
映画を観て以来,食事前の
「いただきます」に力がこもる。

牛の解体シーン。
家族皆で働く姿。
被差別部落の圧倒的なシゴトが
為される背景に、思いを馳せる。

家族を見守るおばあちゃんの
「ここから他どこへも行くとこあらへん!」
という若かりし日の覚悟。
静かに穏やかでそして熱い、店の主の覚悟。
映画にするという纐纈監督の覚悟。
覚悟の映画だなぁと思った。

監督のトークの後に映画を観た。
諸般の事情で先に映画だけ観ておこうと思ったら
13歳が
「オレも行く。シネマリーンにもお世話になってるし」
ということで部活が終わった13歳と一緒に。
トーク前の監督をつかまえようと待つ。
15分前にシネマリーンに到着。

纐纈あや監督は
母校の後輩で、3年前の「祝の島」の宮古上映の時には
フィールド・ノートへも。
「楽しそうなお家!!何かお手伝いありませんかぁ~!」と
家の中を
キラキラキョロキョロしていた。

今回は郡山→宮古→岩泉→秋田
広~い東北地方を駆け巡っていた。
「全国駆け回ってるね~」
と言うと
「映画での忙しさは、有りがたくて
嬉しい悲鳴なんだけど・・・
祝島が大変なんです!
『みんなの海の会』ってのを立ち上げたんです。
チラシがまだ手元にないけど
ようやくできたところで・・・」

前作「祝の島」の舞台となった、山口県祝島は
中国電力上関原発の建設予定地が目と鼻の先。
瀬戸内の豊かな漁場に降りかかる
原発の建設計画。
その反対運動を30年に渡って続けてきた島の住民。
震災以降原発の建設はストップしているけど
計画はなくなったわけではない。
いつゾンビのように復活するかわからない。
建設反対の声を上げる島の住人のほとんどは
年金生活をしている高齢者、
もはや自分の食べ代を獲る程度の漁だというが
原発から海を守るために
祝島漁協の赤字を
一人あたり約20万円負担しているという。
議決権のある正組合員の過半数の意思表示が
漁業補償金の受け取りを拒むためには必要なのだと。
ちなみに昨年度の赤字は1000万円。

そもそも現在の漁師さんだけに
その海の行末を左右するほどの
決断を迫るというのは・・・。
つーか時の県知事とか首相の「GO!」だけで
「原発作ろう!」ってのは
あまりにも未来の人たちにとって迷惑千万。
「ここにバス停作ろう!」
というのと、レベルが違うんだから。
(もしかしてイノチガケのバス停もあるのか知らんが・・・)

山口県漁連への負担金の支払いの期日は
7月末日。あと一ヶ月に迫っている。
原発建設を巡って
日常生活の中での対立が
島の人たちにとって
どれだけ負担になっているか、っていうことが
気にかかる。
「みんなの海の会」のサイトは
ご一読の上、是非カンパのご協力を!

先日、花巻の「おいものせなか」で、
調味料などいつもの面々を購入。
先に届いてた通信に
「祝島のひじき入荷!」
の文字を見つけ、買うつもりだったのに
夕方にパタパタとお店に駆け込み
買い忘れた。
この美味しさ、ちょいと違うのだ。

さてさてと梅雨時期にもかかわらず
フィールド・ノートへのお出かけ感謝!

来月の転勤で
結婚後初めて一緒に暮らすことになるという
ミキさんご夫婦。
いいですなぁ!
桶屋さんでお櫃も入手したとか
豊かな食卓になりますように。
酵母パンも喜んでもらって
何だかわが子が褒められているようで(笑)
魚醤の材料となる
魚は入手できただろうか。
是非挑戦していただきたい。
仕込めば後は時間が作ってくれる。
簡単おいしい調味料!

年末に続いて
2度目のヨシヤチ夫婦
お土産に今シーズン初の
ネマガリタケをいただく。
美味し!
そういえば私は今回初めてお会いしたのに
何だか前からの知り合いのような気分であった。
一緒にクマにも会えた。

この後月末までは初めてのお客さんシリーズが
4組。楽しみ楽しみ。


日曜に開催した
「ミネオさんと歩く早池峰山麓」観察会。
個性豊かな参加者の皆々さんと(笑)
ミネオさんのゴクラクのような
開墾地を訪ねるシアワセな時間。
図鑑には出てこない
ミネオさんの知恵。
もっと聞きたい。もっと一緒にいたい。

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2014年6月13日 (金)

「タイマグラばあちゃん」隠岐へ

今朝は思いがけず青空が見えたりして
ぬかヨロコビ。
「お、ガンガンいっちゃいますか?」
と、(私の中の)洗濯モードにスイッチ入れかけたけど
待てよ、外は海辺のような風が吹いてるし
西の空は暗いではないの。
通常の洗濯だけにしといた。
正解。
降って~晴れて~また降って~の繰り返しの一日。

今朝登校する13歳に
「・・・そういえば剣道の手拭い
昨日洗ってないようですけど」
と言うと
「昨日とか今日の話しじゃないから大丈夫だよ」
って・・・おいおい・・・と思ったら
13歳続けて
「あ~それから面は、なんだか白くなってきた」。
カビか?塩か?
剣道の防具の構成成分が気になる。
キノコになってしまいそうな季節である。

この夏「タイマグラばあちゃん」海を渡る。
島根県の隠岐、海士町での上映会。
若いお母さんや女性たちが中心になって
準備をしてくださる。

17歳のお世話になっている島。
17歳曰く「マジかよ!」
マジだよ。

   「タイマグラばあちゃん」海士町上映会

   日時:2014年7月21日(月)
          18:30開場 
      19:00~20:50 上映会
      21:00~21:30 
         澄川さんと奥畑さんのお話会
 
   会場:海士町中央図書館
 
   入場料:大人 前売り800円 当日1000円
        高校生まで無料
        どちらもドリンク付
 
   主催:タイマグラばあちゃん上映実行委員会
   共催:海士町中央図書館
 
澄川カントクも忙しい中
隠岐へ駆けつけてくれる予定。
連れ合いも、仕事の合間をぬって海士町入り。
わが家の味噌も友情参加!?

夏の海士町でタイマグラばあちゃん。
夢の競演。

土を耕し、命を見送り、祈り、
小さな日々を確実に重ねていく
ばあちゃんの姿。
海士にはそこに海との日常が加わる。
今も脈々と続く島の暮らしに
若い人たちが加わって
懐かしく新しい村の姿がある。
週末ごとにサイクリングの17歳。
出会うお年寄りと話すのが楽しみなのだとか。
それで先日海士のじいちゃんに海で見つけた謎の生物を
17歳が訪ねたという。
『うん…あ、これあれだ、ウシウミだ、ウシウミ。
ここらへんじゃ食うぞ!』
(ウミウシと言いたかったのか…)
植物みたいで動かないんですよって聞いたら
『んじゃ分からんな~…また来い』
と言われ、17歳夕日に向かって
自転車キコキコこいで行ったらしい。

タイマグラでも調べているけど
海のもの(山のものもだけど)
ちんぷんかんぶん。
東京海洋大学のセンセイからは
富山の藻の論文を送っていただいたけれど
なかなかつながりが見えてこない。
この『ウシウミ』何だろう。
Usiumi_4

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2014年6月 6日 (金)

梅雨

夏のような日が続いた。

アカショウビンのトゥルルルルル・・・。
クロツグミの複雑な囀り。
ヨタカの差し込んでくるようなキョキョキョキョキョ。
ヒステリックなジュウイチィィィィィも嬉しい。
一週間暑さと共に続いたお客さん。

今日は皆々帰って 空模様もガラリと変わる。
気温も下がり、梅雨入りの報。
パサパサだった畑に
恵みの雨、ほどほどの雨を願いたい。

もったいないほどの出会いを山ほどもらった。
その余韻が今日は乾かない洗濯物の中にも
しっかりと残っているようで・・・。

宮崎から自転車キコキコこいできたモチハラさん
女一人自転車旅。
わが身を守る術さえも
どこか楽しんでいるようで
解き放たれた姿が眩しく見えた。

昨秋ぶりのトミーさん。いつもいつもの
細やかなお心づかい、
これからもフィールド・ノートの定点観測(笑)
よろしくお願いいたします。

鹿児島からは林業女子ハギハラさん
落葉広葉樹を堪能していただく。
新緑の中での外ご飯楽しかった~。

6年ぶりのハムラさんご夫婦。
「放浪・・・もはや徘徊です」(笑)
名言(迷言)をいただく。
夫婦のスガタを、6年前にも
かなり興味深く拝見していたけど
やはり気になるご夫婦。
東京にいても、どこにいても
共有できる感覚が嬉しかった。
そしてニシさんの抜群のセンス諸々・・・
密かなファンです(告白)。
電話番号お伝えしたけど
手紙もかなり嬉しい!

初めてにもかかわらず
4泊5日のタカハシさんは
早池峰、凍みホド、桶屋さん、お散歩、読書、星空・・・
連れ合いの岩手大学での講義&「タイマグラばあちゃん」まで
タイマグラ尽くし!?の4日間。

そんなお客さんと入れ替わりで
日中には小さなお客さんも。
息子たちの通った小学校の
1~4年生と自然観察。
クルミの樹皮をクルリとむいて作った刀に歓声。
サンショウの香りにウットリ、味にピリリ・・・。
連れ合いの石と化石ワールドにも誘い
メンコイ メンコイ子どもたち。

さて明日からは
この冬フィールド・ノートに復活を果たした
イシーさん。
『リーダー』率いる女性4人も加わり
楽しい時間になりそうだ。

7日から宮古市シネマリーンで始まる
ドキュメンタリー特集
「ある精肉店のはなし」14日宮古入りのハナブサ監督。

22日はタイマグラのデルス・ウザーラ
ミネオさんの観察会・・・ではなく
ミネオさんの世界を訪ねる観察会。

13歳の中総体は来週
その前に盛岡武道館へ。
この土日は5時出発。明日の朝ごはんの用意も終了。

6月もあっという間に過ぎそうだ。
洗濯物を持ってウロウロする季節がやってきた。

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