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2013年12月14日 (土)

ルリヒラタムシ

真っ白でキラキラの世界が
やってきた。
この雪はとけずに
きっと春までの根雪になるのだろうな。

Turara

布団には湯たんぽ2個
そのお陰かどうか
朝、目覚めた時に
「あ~もうちょっと・・・」とか思わずに
すっと起きられるのは、特技とも言える。
いつの間にか、タイマグラ仕様になっていた。

雪と冷え込みの予報だったので
ちょっと多めに薪を家の中に運び込んで・・・と、
薪の割れ目に何やら黒っぽいものが。

夏の虫はたくさん居すぎて
私の目を素通りしてしまうけど、
冬の虫は見逃さない。

ルリヒラタムシ
ここで命尽きたのか・・・
軽く息を吹きかける。

Ruri

ん?微かに触覚が動いたような。
10分後、もぞもぞと動き出した。
てっきり命まっとうしたのかと思ったら
ごめんごめん。
こんな格好のまま、薪の隙間で越冬するんだなぁ。
突然動けなくなるのか。
名前の通り、ルリ(瑠璃)でヒラタ(平た)。
お休み中のところを起こしたらしい。

午後下の集落へ。
いつもの県道を時速20~30Kmで
そろ~りそろりと走行。
集落へ着いてびっくり。
雪が・・・ない。
盛岡も積雪だというので
てっきり世の中(岩手県内・・・)
雪にすっぽり包まれてるのかと思ったら
この辺りではワンダーワールド
ここだけだったみたい。

リンゴとクリームチーズのシナモンロールを作ったら
ストーブの横でよく発酵してくれた。

次の週末は、18歳友達3人連れて帰省。
冬休み突入。
たこ焼きでもしますか?

冬の日は楽し。
運転がなければ、なお楽し。

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2013年12月 5日 (木)

クマの脂

12月・・・
というだけで気持ちパタパタ。
月末まで週末はお客さん続き。
寒いですぞぉ~。
初めての方には
ちょっと笑っちゃうくらい
ビビリバビディブゥ~。
寒さとしてはまだまだこれからなんだけど
今後に期待したい。

とりあえず下界の喧騒からは
離れているとはいえ
やばっちい世界にまた一歩近づいていくのは、
どこにいてもおんなじ。

60年ぶりの出雲大社の遷宮とやらで
秋の帰省の時も大賑わいの松江、
その騒ぎがまだ続いているのか
チケット取りが例年以上にキビスィ。
それとも島根出身の人たちが
東日本に大量に流出しているのか。

12月に入ってから16歳に会うのを
カウントダウンして文字通り指折り数える
13歳と年末は島根へ。
18歳勉強スイッチが入ったか
連れ合いとタイマグラに残るという。

来年の早池峰周辺の観察会も決まった。

「2014.doc」をダウンロード
プリンターもごきげんでよかった。
早池峰の自然を考える会(HANAC)
発送作業今週中には終了できるかな。

県外の方も
前後泊フィールド・ノートっていうのもあり。
是非ご参加下さい。

私も一緒に出かけると、お客さんには
いろいろ(更に)不便をかけることになるのだけれど・・・。
これから少しずつ時間もできるかな。

震災後、津波とは別の力で
沿岸は壊されていくようでもある。
復興の名のもとに。
瓦礫を入れた小谷鳥湿原の圃場整備。
大規模な風力発電、防潮堤。
小谷鳥湿地、防潮堤は昨年に引き続き
調査、検証を続けている方々の案内で
来年も予定している。

早池峰周辺の観察会は
タイマグラ生まれ育ちの
御年80歳のミネオさんと歩く早池峰山麓も
楽しみ。山のスーパーマン、
タイマグラのデルス・ウザーラ・・・。

鉱物のマニアックで楽しい
(や、連れ合い真剣マジ)鉱物採集も。

今週7日(土)BSフジ『夢の食卓』でタイマグラの食卓が
紹介される予定。 

久しぶりに桶屋さんや
渓雲荘イノウエくんとご飯を食べた
そんなシーンもあるかな?

昨日はHANAC名簿のデータの変換を指南してもらい
豆カレーご一緒に。
久々の講義楽しかった。
お題は猟師「肉」を語る。
昨年ハンターになったイノウエくん
クマ、シカ肉の解体、保存、旨味と脂、道具…。

シカの角、男のロマンなのか
欲しがる男たちが何人か(笑)
さっぱり分からない。
が、しっかり頭蓋骨にくっついているのは不思議。
と思えばある時期ポロリと立派な角は落ちる。
いつかシカの解体。見学させていただきたい。

そいでいただいたクマ油。
肌荒れになるも、リップクリームで
しのいでいるという16歳くん。
「クマ油を送ってくれ~」とご所望であった。
年末は持って行こう。

ひび割れにはコレ特効薬。

Photo

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2013年12月 1日 (日)

好きなことから離れない

雪原にキラリ朝日が光っていた。
それほどの冷え込みでもない。
まだまだ!どうしたどうした!
と思っているうちに、
氷点下の世界に突入。

連れ合い無事シカ調査も終わり
先日は10日間の隠岐、岐阜、富山
16歳の学校への説明会にかこつけた石旅。
またまた顕微鏡生活に入った連れ合い。
これもまた冬の風物詩というもの。

「まあ見て下さいよ」と
ルーペを差し出され観察。
うむ、確かに美しい。

5回目になるのか
(もはや回数もよくわからなくなった)ヒスイ採集
少々重い(ような気がする)こぶし大の石1点。
比重選をするのだと。
金沢大のゴッドハンド・ミズカミセンセと心置きなく
石に向かう至福の時間だったようである。

先週泊まってくれた初めてのツカダさん
「シュラフ持って行ったほうがいいですかぁ?」

全く良い心掛けです。
東京から新幹線でやって来るというのに。
とりあえず湯たんぽ2つ入れるし
「大丈夫・・・だと思います」と心もとない返答をした。

冬の常連さん盛岡チバさんと
やはり若い女性とフィールド・ノート
この図式は定着してきたこの頃。

そこにひょっこり
大西カメラマン登場。
震災後岐阜から
宮城の東松島に通う健脚。

すっかりいいおじさんになったなぁ。
・・・と同い年ながら、ヒトゴトのように
日付が変わるまで、
大西くんの話と共に美味しいお酒を飲んだ。

相変わらずいい仕事を続けているなぁ。
出会ったのはお互いハタチだった。
その頃から大西くんが通い始めた徳山村
今もダムで移転した徳山村の人たちと繋がり
今月は恒例のトチ餅作りに行くという。

「好きなこと、気になることから離れない」と言った
伊勢カントクの言葉が
そのまま大西くんの仕事と重なる。

ダムに村は消えたけど
それでも消えないジジババの暮らし。
そんなババの一人
ゆきゑさんが93歳でこの夏亡くなったという。

ここ数年会う度に大西くんは
「今、ゆきゑさんの話をずーっと聞いてるところ」
と言っていた。
大西くんの6歳の娘、ナルちゃんは
ゆきゑババと大の仲良しだったという。
初めての大好きな人とのお別れに
こんなに泣いたことないっ!てほど
泣いたというナルちゃん。

「93歳の人生でダムのことって
ほんのちょっぴりの時間なんだ」と言う。
徳山から北海道の真狩村で結婚
再び徳山での暮らし、そして
ダムのために移転
徳山に戻り・・・

徳山村で暮らしたばあちゃんの暮らしが
大切にしてきたこと
国という大きな力で切り捨てられたこと
そのまんま今の日本のあちらこちらの姿が重なる。

きっと大西くんがゆきゑさんの生きてきた時間を
伝えてくれることだろう。

「集中!」の張り紙を前に
時に話に入りながら
テスト勉強に取り組む13歳。
「勉強よりこっちの話聞いたほうがいいなぁ」
そうかもね。

3兄弟それぞれに期末テスト(18歳は後期中間だとか)
16歳は海が大荒れで内航船も運休。
臨時休校でテスト延期とか。
寮内盛り上がっているようである。
(って勉強できる時間が増えたからでは
ないんだろうね・・・)

18歳テスト前日に「今回ダメかも」
って始まる前だよ、そりゃないでしょ!?

13歳も半泣きでラストスパート。
テスト2日目金曜の朝
「最後はスクールバスの中?」と聞くと、落ち着いて
「いや、バスの中は思想の時間です」
何を思想しているのやら・・・。

この時代、思想はじめ
覚悟も必要であるなぁ。

猫のミィーは相変わらず甘え上手。
膝の上でニャーンと落ち着いて座る。
と思えば、ストーブの横やら
パソコンのキーボードの上やら
気まぐれに、いいなぁ。猫。

そいでスギちゃんが帰ってきたら
きっと当然のように
スギちゃんの膝でニャーンって
甘えるんだろなぁ。

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