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2013年8月17日 (土)

夏山

今年の夏はあちこちでモーレツな暑さと雨。
島根への移動、一関へのお迎えやらで
微妙にかすめたり、
巻き込まれたりしながらも
タイマグラの夏は有難いほどに朝夕は涼しく、
柔らかな暑さ。

3兄弟が揃ったところで
16歳の希望で青森・岩木山へ。
標高差1,450㍍。
早池峰小田越コースの標高差700㍍と比べて
にわかに不安になる。

軽音部インドア派、運動はエレキ持って歌うくらい・・・、
とはいえ体力有り余る18歳。
毎週末は高校の体育館で細マッチョを目指す
筋トレ実施中の山大好き16歳。
「高いところで風が吹くとマジビビる」と言いつつも
現役中学生剣道部、腕の筋肉は16歳も負けを認める13歳。
この夏は五葉山、富士山、尾瀬、早池峰、立山
山のガイドも続く連れ合い。
(今夜テレビでそんな仙人な連れ合い登場の予定。)
http://www.tv-asahi.co.jp/kinenbi/

完全に私がお荷物になるのは
予めわかっていたのだが、
案の定。
筋肉痛ズビズバである。
彼ら「筋肉痛?何のこと?」と。

ガンガン歩く連れ合いの体力に
「すごい!」子ども共々感服。
山頂からは日本海の海岸線。
sea to summit
眺めてなだらか、登って険しい
変化のあるいい山だった。

Iwakisan

Mitinokukozakura

8月の雪渓、懐かしい雪
終わっていると思った
ミチノクコザクラが思いがけず
出迎えてくれた。

下山後、秋田県八峰町(旧八森町)白神のババこと
マツハシさん宅へ。ハタハタの町。

白神の森のように、
深く厳しく愛情を持って
包み込んでくれる人。
すっかり実家のようにくつろがせていただく。
マーティ・フリードマンやエルトン・ジョン。
ユーチューブにアップされた動画。
タブレットを駆使してフィールドへ・・・。
入れ替わり立ち代わり人の出入りする開かれた家。

「タダモノではない!」子どもたちもすっかり魅了された。
ババの包容力にはタイマグラのばあちゃんにも似た
とてつもない体験と、思い。
それを乗り越えた強さと優しさを感じた。
感謝!
お土産にいただいた純米酒『白瀑』
早速ハタハタ寿司と共に。美味し。

八峰町を出て秋田市へ。

中華料理でお昼
タイマグラの桶屋さん激オシの店
『盛』。
岩木山の下りに、
リフトとスカイラインを使ったら5人分で7500円
かけるところだった。
登りの後半は、リフト+バスかも・・・。
と私揺らいだのだけど・・・。
歩いて下山して7000円のランチ。
500円オツリがきた。
皆で完歩を喜び合う。

Sakari_2

Ebi

エビとセロリ、オクラ粒ニンニクの黒酢豆鼓炒め、
上に散らしてあったのはウイキョウの実か
爽やかに効いていた。

レバニラ、ツルムラサキと和牛の炒めもの
その他諸々どれも美味しかった。
中華のあのビリビリ(グルタミン酸ナトリウム)が
なかったのが、美味しく新鮮だった。
外食でそういう店はありそうでなかなかない。

夏も後半。
19日は13歳始業式&実力テスト。
20日は16歳、22日の始業式に向けて出発。
45㍑のザックとランタンを石井スポーツで。
そして防水のコンデジを購入。
16歳「どうしようオレの欲しいものが揃ってしまった」
山道具大好き16歳
パッキングにいそしむ。

ま、欲しいものは限りなく出てくるものだけど、
ザックに詰めて旅立つ用意をする16歳。
私の16歳の夏休みの終わりを思い出すと
彼のほうが肝座っているなぁ。

この夏は(も)お客さんを随分断ったり
日程調整させてらもらったり
わがままな宿であった。
山小屋も再スタート。
後半もどんな出会いが待っているか。
楽しみ。

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2013年8月 4日 (日)

隠岐

隠岐諸島へやってきて早くも6日目。
明朝は船出。

すっかり汗をかけない体質になった。
一人暑がっている。18℃の世界から30℃の世界へ。

島後にこの4月から
再び暮らし始めた両親。

そして、お隣の島前で
高校生活を始めた16歳。
隠岐の島に縁があるようだ。

まずは高速艇で島後に入り、

高速艇では「海洋生物確認海域」とやらで
スピードをおとしたところで、
天然イルカショーの出迎えにあった。

翌日のフェリーで中ノ島、菱浦港へ
美しい島前の島並が
幾重にも重なる景色が近づいてきたら
涙が出てきた。

16歳、きっと今まで経験したことのない思いを
重ねる日々だっただろうな。
たった4ヶ月、されど4ヶ月。

ヒトツナギ部準備が忙しくて
港で一瞬出会った16歳
すっかり日焼けした顔は、ニッと笑ってすれ違った。
内航船に渡る直前の16歳追いかけて行ったら
「お金かしてくれる?」
お昼ごはんのお金が足りなかったとか。
4ヶ月ぶりの再会の第一声、それかい?
そんなもんである。(笑)

今日はリカちゃんアキちゃん姉妹のお店
ラ・シガルでランチ。

牛飼いの弟セイくんの世話した牛たちの入った
カレーをいただく。美味。

両親ワイン、私はカフェオレ。
そういえば旅に出てからコーヒーを飲んでなくて
しみた。

セイくん北海道の大学に行くという時に、松江で会った。
もう卒業してオランダに研修して隠岐へ戻ってきたというのだから
時のたつのは早い。大学生の時に
「隠岐の中で回っていくような農業をしたい」。
って言ってた。

アキちゃんは2児のママ。
17歳の高校生の時で家出して島根から山形県の大蔵村にある
フレンチのメーテールさんへ
そこの厨房に
「山小屋 フィールド・ノート」の名刺が貼ってあるのを見つけ
何でタイマグラがここに!!??って驚いたらしい。

「メーテールは私の原点です」とアキちゃん。
確かに。メーテール、野菜、牛は自家製
庄内浜の魚だった。

ラ・シガルは隠岐の魚介に、栽培した米や野菜、育てた牛。
確実に歩みを進めている。

そしてリカちゃん
可愛い女子高生が、
すっかりしっかり美しく成長して
店を切り盛りしていた・・・。
2歳の時ピッタリくっついて遊んでもらった息子が
あの頃のリカちゃんの年なのだ。

「結婚したい人が現れたらタイマグラに連れて行きます。
そしたらどんな人がホントの姿がわかるから」
と言ってくれたリカちゃん。待ってるよ。
一人でもパートナーとでも訪ねてくれるその日を!

他にも島前、そして島後
6日間、隠岐の人たちに
次々と出会った盛りだくさんの日々。
海、山、田畑・・・。少々のフェリーの欠航にも揺るがない
暮らしが実現できる場所だなぁ。
切り立った岸壁、美しい島並。
厳しさと、たおやかさを兼ね備えた自然
その力にはかなわないことも知っている人たち。
どうかこれからもこの確実な暮らしが続いていくように。

みんなで富士山行ってる場合じゃないよなぁ。
タイマグラもいいけど隠岐もおすすめ。

「フィールドノート別館やろうかなぁ」
と、母が言う。結構真顔である。

お客の第一号は既にいた。
6月タイマグラの桶屋さんが訪ねてくれた。
箕の調査で3日滞在した。
実りある調査だったらしい。

タイマグラへ帰ったら
浦島太郎気分。
畑がジャングルになってるかな?
「ズッキーニはバットみたいになってた」
と、昨日富士山から戻ったご苦労さま連れ合い。

ヒョウタンは無事。
良かった!毛虫はとりあえず発生してないみたいだ。
さあタイマグラへの道中は
16歳のお話をたっぷりと聞かせてもらおう。

カブトムシも明かりに誘われて網戸に
バツンバツン体当たりしてるし、
アカショウビン、アオバズクの声も歓迎してくれた。
そして「はっフナムシ?」いえいえここは家の中
ゴキブリ登場。意外と冷静に見逃してあげた。

隠岐での貝と魚と海藻の日々も終わる。

Ren

Bay

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