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2010年5月26日 (水)

朝・美納豆

ストーブをつけようか、我慢できるかと揺れながら
お風呂焚きのほうが始まったので夜までストーブはいいか。

雨。縁側からの眺めはグングン育つ緑。

昨夜はお客さんもなく10時には寝たというのに
朝5時の目覚ましが聞こえず寝坊。
6時半を回っていた。

しかし
「皆タイヘーン!」ツルの一声ならぬカカの一声で
皆々飛び起き、身支度を整え、一斉に準備に取り掛かる。
いやー皆できるじゃない!
結局しっかり朝ごはんも食べていつもより早く出発できた…。

雨の今日は冬物の片付けを大々的に。
不要な衣類がダンボール4箱分。

そして読書。
ただ今アーサー・ビナードさん漬けな日々。
「出世ミミズ」、「日々の非常口」・・・アメリカ出身の詩人、
自転車目線を持つ彼のエッセイが面白い。
納豆、豆腐好きで、朝・美納豆なる漢字名?も持つという。

先日NHKの番組収録のためにわが家に1泊。
お土産に著書をいろいろいただく。

これまで雑誌の連載を読んでいて、英詩の翻訳と解説だったので
詩人としてのアーサーさんのイメージしかなかった。
そして絵本「ここが家だ― ベンシャーンの第五福竜丸」を
立ち読みしたくらい。

 都内の移動は自転車
 自動販売機を使わない
 ディズニーは苦手、でもメアリー・ブレアの絵は素敵
 カエル、虫好き
 食べられないもは?と聞けばマクドナルト(笑)
 20年前来日して最初に買ったのがRCサクセションのカセット…

いろいろと共通項があり、驚くやら嬉しいやら。
収録そっちのけで楽しいひと時だった。

ボブ・ディランの翻訳本「for ever young はじまりの日」
もいただいた。

テレビカメラを避けて
アーサーさんともあまり話せなかった14歳だったが
アーサーさんが帰ってから読んでいた。
ギター小僧、次第に無愛想に。順調な成長をみせる。

アメリカ南部のブルースファミリーのDVDも見せてもらう。
ばあちゃんボーカル じいちゃんベース 孫ドラムみたいなの
かっこよかったなぁ。

ボブ・ディランの言葉に添えて
縁のある人や場所、エピソードが
イラストの中に散りばめられている素敵な絵本。

May you have a strong foundation 
       when the winds of changes shift.
流されることなく 流れをつくりますように
そう訳すのか…。

わかりやすく美しい言葉はアーサーさんと話していて一番の印象。

こちらからも岩手の言葉を紹介。喜んでメモしていた。

「くるみ味」
岩手でおいしい!の最上級の言葉。
たとえクルミを食べていなくても
クルミ味がする。

「おくるむ」    
この季節、水分を吸い上げる樹木。
その樹皮は土用の入りくらいまでは
面白いようにクルリっとはがすことができる。
それをおくるんでいる状態。
この辺り、北上高地では縄文直系の樹皮文化が伝わっている。

「牛のクソにもダンダン」
お隣のタイマグラばあちゃんから教わった諺。
権力にすがりヒエラルキーを重んじていることを笑う。
そんなものは牛の糞にできる段々と同じようなものであると。

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2010年5月16日 (日)

逆プレゼント

Photo

生まれたての緑に囲まれている。
眺めているだけで視力よくなりそう。

今日はわが家の中一君、13歳の誕生日。

昨日はパワー全開の中学校の運動会
私も声が枯れるほど声援。

5時前部活もなく、いつもより早い帰宅。
帰るなり近くの早池峰神社までカメラとスコープ持ってでかける。

ここのところ部活、運動会練習、勉強の復習にと
ヘロヘロな日々を送っていた13歳。
大好きな鳥を見てる時間も絵を描く時間もないと嘆いていた。

迎えがてら早池峰神社へ行くとホオジロを観察していた。
そして13歳と1時間ほど散歩。

  ここにキツネの穴がある。
  カワガラスの巣を見たい?こっちこっち。
  今シジュウカラの巣をみつけたよ。
  ここに上るとタイマグラが違った景色に見えるよ。
  オシドリは3日に一度はここでみられるよ。
  いつもあの木にミサゴがとまってるけど今日はいないな・・・。
  ちょっとピンボケだけどキビタキ撮れた・・・。
 
次から次へと彼の宝物を見せてもらう。
誕生日に逆に私がプレゼントをもらったような。

今日は13歳のガイドでタイマグラバードウォッチング。

NHKの番組の収録もあるのでお年頃の彼としては
気乗りしなかったようだけど
渓雲荘主人とも事前の打ち合わせも済ませ
小学校でお世話になった先生も参加。

「いい下見になった」と満足顔で夕方7時前に一緒に帰宅。
家の中はひっくりかえってるし、
夕飯の支度はすっかり遅くなってしまったけれど
宝物の時間をありがとう。

クロツグミの声も聞けた。
私は観察会には残念ながら14歳の送迎やら
食事の準備やらで参加できないけれど
13歳と二人で一足お先に観察会。贅沢な時間を過ごせた。

木苺の花がいっぱい咲いているのも見つけたしね。
7月、14歳の誕生日の頃にはいいプレゼントの実が採れるでしょう。

私が高校生の時に亡くなった父方の祖母が13年前の今頃夢に出てきた。
「私がついているから大丈夫・・・」と松江の実家の玄関にあがってきたところで
陣痛が始まって目が覚めた。
松江の祖父母たちの暮らした部屋で生まれた13歳。

本当にいい季節に生まれてきたね。おめでとう。

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