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2009年6月22日 (月)

死んじゃあいけない人たち

昨日はシトシト雨降りで、
日の長さを実感できないままの夏至。
今シーズン初のヤブ蚊に刺され、
マタタビの葉も白くなり
クワの実もほんのりと赤く色づく。
6月、出会いがてんこ盛り…。

春、タイマグラばあちゃんの上映会でお世話になった
丸森町のご一行、
いつもいつも私たち家族を応援してくださる
仙台JUNK-TOMYさん
宮古での「大きな家」上映会の後、
泊まりに来てくださる。

私の学生時代からの友人の訪問、
夫の大阪時代のアルバイト先の社長さん
それぞれの20代を共に過ごした人との
再会に盛り上がる。

昨夜は週末に開かれた花巻映画祭の後、
伊勢カントクご一行。
6名宿泊。
渓雲荘宿泊6名のかたがたもご一緒に総勢20名の夕餉。

土曜日花巻で「大きな家」を見ようかと思ったが
大入り満員だったので、また次の機会にする。
その間私は友人と大沢温泉へ。
露天風呂デビュー。40才も過ぎればねぇ…。
お昼からの伊勢カントクの新作「風のかたち」を観る。

聖路加国際病院で
小児ガンの治療を受けてきた子どもたちの夏のキャンプを軸に
10年間の記録をまとめたもの。

病気が治り念願のお母さんになった子、
ステキな女性に成長した少女
聖路加の看護士になった子
そして帰らぬ旅立ちをした子

病気と闘う苦しさだけでなく
学校では病気を理解されない苦しさを味わう子。

キャンプでは自然の中で仲間と支え会い
どの子も「素」でいられる優しさに満ちた時間が流れる。

キャンプ恒例の藪こぎにはおきてが二つ。
  道は自分でつくること
  仲間を助けること

自分が優しくしてもらってきたことを
人に返していきたい。

つらい思いをした子どもたちの口から
出てくるのは、希望の言葉ばかり。

このキャンプの中心メンバー小児科医の細谷センセイが
「子どもは 死んじゃあいけない人たちだよね…」
と語る。

スクリーンの中の子ども達に出会いたくて
3人の息子たちを誘って「風のかたち」を観にでかけた。
「生」の塊りである子どもたちと
日々このタイマグラで過ごせることは
感謝であり、奇跡とさえ思う。

この世から旅立った小さな命を思いながら
そして私の子ども時代
優しくされたり、許されたりしながら
すごせたことを思いながら
目の前の子どもたちにまた向かおう。

連れ合いは大沢温泉で伊勢カントクの
もうひとつの新作
「白い花はなぜ白い」の上映会と交流会でお泊り。
こちらも是非見たいな。
一昨年亡くなられた植物、山が大好きな
伊勢カントクの友人を描いた作品。

夜8時、タイマグラに到着するとタイマグラ恒例
コウモリ観察会になんとか間に合う。
クロホオヒゲコウモリ、コテングコウモリ…
気温、天候などコンディションに恵まれたためか
いつになく沢山観察することができた。

12歳しみじみ
「ほんとにいろんな生き物がいるところだねぇ~」

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2009年6月 8日 (月)

根っこよ育て

曇りや雨降りが続き、
洗濯物は乾かないし。
あー、私きっとソーラーパネルが背中あたりについてるんだな。
今日は動きが鈍かった。

明日は遠野から徒歩で、という健脚さんが
宿泊予定。お日さまガンバレ。

お日さまなしの本日ではあったけど
ま、何とかパタパタと遅いスタートで動き出す。

エンジンがかからず、相変わらず苦戦の草刈機
…と、タイマグラ桶屋さんに言うと、
古いのを譲っていただく感謝。
こんな私でも一発エンジン!
快調に刈り込んでいると、
バー…というの?持ち手が折れてしまう。
桶屋さんも修理して、自作の持ち手だったらしいのだが。
それでもガソリンがなくなるまで何とか草刈。

クマの登場もボチボチだし。
見晴らしを良くして…。
クマのために草刈しているような気がしなくもないけど。
ま、クマの存在にこちらも気づけるように…。

昨日は、12歳と8歳はカントクさんに
プールに連れて行ってもらう
大満足で帰宅。
13歳はお客さんの後
薪を運んだり畑を一緒にやったりしていた。

「いつになく畑らしいじゃん」13歳よりお褒めの言葉。
「でしょ!でしょ!」と私。
大根、パセリ、ジャガ芋もでそろい
二十日大根、にら、パセリなど食べ始め
レタスもぼちぼち食べられるか…。

しかし問題はこれからなのである。
梅雨とお客さん続きの季節。
畑に出られないうちに
ジャングル化…。
その辺りの話、先日発売になった『うかたま』にも書いたのだが
「自給自足したいんです」などとお客さんに言われると
「…ま、頑張りましょ」としかお答えできない…。

霜の心配もなくなり
先日ピーマン、ナス、トマトなど夏野菜の定植をする。
これでだめだったら今年はだめだな。

ばあちゃんが元気だった頃6月9日大霜が降りた。
トマトもナスもモービルワンのバラ状態(あっ古いか?)
シャクシャク・・・、大豆も焼けてしまった。
が、ばあちゃんは午後から大豆を蒔き直し
秋には例年通りの収穫を得たという。
根っからのお百姓さん。

さー種まき、最後に残した
初挑戦のニガウリと白手亡豆。
そしてミニトマト、朝顔、オジギソウ
などを先週ポットに種まきする。
なかなか出てこない白手亡、そーっと土をよけてみると
出てました!ニョキッと根が。
ゴメンゴメンと慌てて土をそっとかけなおす。

まずはしっかりと根を張って。
その後にくる雨、風に耐えられるように、
そして実りの時を迎えられるように。
種の力を信じよう。

子どもも同じだね。
あれこれ言わなくても
きっと根を張っている時。
やがて伸びやかに枝葉を茂らせておくれ。

時々ほじって確かめたくなっていまうけど
ガマンガマンいずれも信じて待とう。

あ、最後の最後はバジル。これはまだ種まきしていない。
とにかく地温が上がらなくては育たないので。
8月、誕生日の頃にはワサワサと育ってほしいのだけど。

お客さん続きの6月。
お客さんとの出会いをエネルギーに替えて
しっかり充電。

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