だんだん その2
松江に来て1週間。
11歳と連れ合いは、ひたすら鳥見。
マナヅル、ハクガン、ギンムクドリ、タゲリの群れ
帰宅する度、胸を弾ませて報告…。
現在96種。2月までに100種達成も夢じゃない。
クロツラヘラサギどこに!?
昨夜は11歳の大好きな映画「アース」レンタルして観るも
大自然を感じながら後半居眠りしてしまう。ごめん。
東西に長い島根の中央、大田市の
仁万(にま)の鳴き砂海岸(ケイ砂)で
キュッキュとならしつつ走り回る。
出雲の豪農古民家の忘年会に紛れ込み夜中の帰宅。
島根感覚を取り戻すべくあちこちウロウロ。
ギックリ腰の叔母や
95歳のおばあちゃんのヘルパーごっこをしたり
子どもたちの宿題をみたり。
あーっという間に今年も終わる。
松江が舞台の朝の連続ドラマ「だんだん」、
見てはいないのだけれど
「…だんだんなんて言ってるの聞かない」
と父や母に言うと
「そんなことはない『地の人』と話していると
聞こえてくるのだという。
…と、松江郊外旧八雲村の朝市に8歳と出かけ
番茶を買った。
100円玉2つ渡すと
小さなおばあちゃんがニッコリして
小さな声で「だんだん」
思わず8歳と二人顔を見合わせ
(おー!だんだん)心の中で小さく叫ぶ。
中学卒業まで育った島根の益田。
東京での10年
タイマグラ、親の居る松江。
その時居る場所が私の場所で
「地の人」なんてことを意識したことはあまりなかった。
押し付けられる愛国心や郷土愛なんてのもトンデモナイ。
集落から10キロ以上離れたタイマグラ
でも子どもたちのおかげで
遠巻きに「地の人」に関わる機会なども増え
新鮮な出会いがある。
叔母の犬ハコベさんと散歩しながら
冬でもツヤツヤ緑が濃い
照葉樹の林、ポチリと赤いヤブツバキなどに出会った。
飲み込むように広がる日本海の海岸線。
私の原風景はこんな感じかなと思いつつ…。
来年はタイマグラに暮しはじめて15年。
どこよりも長く暮すことになった私の居場所。
というわけで皆々様今年も一年間「だんだん」。
新しい一年 幸せに満ちた時になりますように。


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