« お手伝いの嵐 | トップページ | 雪の日 »

2007年3月 5日 (月)

味噌桶タイムカプセル

週末味噌玉つくりをした。
金曜日は子どもたちと。
土曜日にはエコツアーとしてお客さんたちと。
個性あふれる味噌玉が今ストーブの部屋に
ブラブラと吊るされている。

ちょうどそれとあわせるように
(ってある程度わかってもいたけど)
うかたま」の6号が届いた。
今回はこの味噌玉つくりを思いながら
書かせてもらった。

味噌玉作りのあとは藁をないながら
二つ一組にして吊るした。

この「なう」という作業は参加者全員初めて。
まずは藁ないの練習から。
さっとコツを飲み込む人
なかなか出来なくて困っている人・・・。
ワイワイガヤガヤ・・・。

そして長い年月淡々とこの作業をしていたばあちゃんを思う。

部屋に吊るして1ヶ月後には味噌玉を桶に仕込む。
そして二年の熟成にはいる・・・。
その頃私は、家族は・・・と二年後を思いながら。

土曜日の朝、2年前に仕込んだ味噌の口開けをした。
これまで続けられた感謝と、
これからも続けられるようにと祈りながら。

「味噌は生き物だと思うよ。味噌は生きている」
とばあちゃんは言っていた。
そして味噌は自分が動けなくなっても3年は保障してくれる
保険のようなものだとも言っていた。
味噌がなくなる頃ばあちゃんは天国へ旅立った。

毎晩のようにエサをさがしにやってくる山の生き物たち、
こんな気候の異変の中、鮮やかな黄色い花を咲かせたマンサク、
今はエネルギーの塊りのような子どもたちのやがて来る巣立ちの時、
桶の中で静かに生きている味噌・・・
命あるものに囲まれている暮らしが
私に未来を思い描くことの必要を教えてくれる。

|

« お手伝いの嵐 | トップページ | 雪の日 »

コメント

恒例の3回目の味噌玉作りツアー無事終わった様子、
元祖おばあちゃんも天国で喜んでおられることと思います。
口開けした2年前の命と心がしみ込んだ味噌を味わいに、
近い時期お伺いできればいいなあ~と考えております。
うかたま6号読みました。またまた版画、ほんといいですねえ~。

投稿: ジンクトミー | 2007年3月 6日 (火) 11時11分

ジンクトミーさん
今回は味噌玉つくり残念でした。
今年口開けの味噌おいしく美しく
出来上がっていましたよ!
雪の多い年でしたね~。

投稿: yama | 2007年3月 7日 (水) 06時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« お手伝いの嵐 | トップページ | 雪の日 »