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2007年2月19日 (月)

スノードロップ

妹がオランダへ行って一年。

長らくイギリスで学生をしてきた妹が帰国し
再び島根での暮らしに区切りをつけようという頃
彼女はオランダから客員研究員で松江に来ていた彼に出会った。

ちょうど島根に帰っていた私を
妹は出会って間もない彼に会わせたかったのか、
彼の公開セミナーに私も参加することになっていた。
オランダの湿地を美しい写真で紹介していて
岩手の湿地と同じような植生に親しみを感じ
遠いオランダをぼんやり思い描いていた。

山や川、湿原、鳥・・・自然が大好きな彼の影響もあり
版画やイラストを描く妹の作風も
「自然の中にヒントがいっぱい!」と
これまでも植物や動物を描いていたけれど
自然への眼差しはまた深まったように思う。(姉バカ)

昨年の秋に会ったときにオランダ土産にと
球根をもらった。
スイセンとスノードロップ。

4月の末には二人の赤ちゃんが誕生する。
「ちょうどその頃に咲くね」と子どもたちと
植木鉢に植えた球根。
一月の下旬あたりから芽が出て
みるみる鮮やかな緑色の葉が姿を現し
白いつぼみが控えめに顔をのぞかせた。

晴れた日が続いたここ数日は、外に出して
お日様の光もたっぷり。
そして今日真っ白い小さな花が咲いた。

少しずつ少しずつ。
彼女の暮らしが地に足のついたものになっていくに従って
作品も変化してくるんだろうな。
お母さんになってまたひとつ彼女の引き出しが増えると
どんな作品が生まれるのだろう。

山のないオランダ。絵画のような風景に馴染めない・・・
と言っていた。
新しい土地での暮らし、出産、そして子育て
かつての私と重ねてみると
ただただ楽しいだけの時間ではないかもしれない。
けれどそんなことも吹き飛ばすくらいに、
子どもが気づかせてくれた世界は数知れない。

長い間土の中で眠ってきた命がいつの日か花を咲かせる。

わが家のスノードロップはこの暖冬のためか
驚く早さで咲いたけど、
赤ちゃんはまだしばらくお腹の中で
おとなしくしていてね。

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コメント

母子ともに健康で元気な赤ちゃんが生まれますように!わたしもお祈りしてます。

投稿: mistuabko | 2007年2月20日 (火) 11時50分

いろいろな所で目にしてきた版画、その妹さんの作品だったんですか・・・?そうだとしたらその素晴らしさを再認識しました。
それから、二人の赤ちゃんとは双子の誕生なんでしょうか・・・?
スイセンもスノードロップも命が育つということはとてもすばらしいことですね。

投稿: ジンクトミー | 2007年2月21日 (水) 10時45分

みつばこさん
妹にもいつも暖かいまなざしをありがとう!
スノードロップ次々とさいています。
ミツバチのハンコ私も楽しみなのだけど・・・。
ジンクトミー
妹は私のおかかえ絵師でして(笑)。
派手さはない作品ではありますが
妹の中から生み出される世界を
皆さんにも知ってもらえたら・・・
と思うこの頃です。

「二人の赤ちゃん」とは誤解をうみました。
オランダ人の彼と妹の「二人」の間に
生まれる赤ちゃん。

投稿: yama | 2007年2月21日 (水) 16時04分

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