« ごめんなさい。ありがとう。 | トップページ | これからのあたらしい学問 »

2006年11月13日 (月)

僕たちの池

タイマグラの小学生5人の通学は、村からのスクールタクシーを利用している。
道草の楽しみはないものの、タクシーの待合場所には小さな池があって
さまざまな生き物がやってくるのを観察して楽しんでいる。

ある日迎えの時間を勘違いして1時間ほど
その池周辺で遊んで待つことになった。
そのうちにアブに刺された子が泣き出したりしたものだから
5人でドキドキしながらウチに歩いて帰ってきた。
距離にしてみればたいしたことではないのだけれど
クマが出たり、歩道がない割には交通量があることなど
これまで子どもたちだけで歩かせたことはなく、彼らにとっては大冒険。
帰宅するなり、9歳が池の中にたくさんのミズカマキリが
生息しているのを見つけたこと。
お友達がアブにさされて「虫刺されにはヨモギだ!」
とヨモギの葉をもんで、すりこんだことなど、興奮気味に報告してくれた。
春には菖蒲が咲き、夏にはギンヤンマ、イモリ、ミズカマキリ、ミズスマシ
小さいけれど小宇宙といった池。

それが今日迎えに行って池の横をふと見るとアレレ?
子どもたちは車から飛び出し、池を見に行く。
池には重機が入ったようで、
水はなく田んぼの黒塗りのような状態。

「僕たちの池をなんてことしてくれるんだ!」
もちろん子どもたち所有の池ではないのだけれど
僕らの小宇宙がなくなってしまった。

作り変えるのか、つぶしてしまうのか。
皆で池をのぞき込む日がまた来ればいいのだけれど。

|

« ごめんなさい。ありがとう。 | トップページ | これからのあたらしい学問 »

コメント

そうそう。
そういうのばっかり。
でも田舎にいると、妥協も必要になってくるのかしら。。。
なんで池がなくなったのかな。
きっと、弧度のたちの悲しみは水がよくわかってくれてると思う。

では、また。
酵母の話有り難う。

投稿: めらんぢ | 2006年11月13日 (月) 22時27分

こんにちわ&はじめまして。
先日、盛岡で映画とトークショーを見させていただいたものです。

同じくヨソから岩手に来たものとして、親しみを感じながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。

5人の子供達が、どうやって学校に行っているのか心配してましたが、スクールタクシーがあるとは助かりますね!

池も心配ですね。元に戻るといいけれど。


映画の感想がてら、アタシのブログでコチラも紹介させていただきました。

寒くなりますが、皆様お気をつけて!
(って子供達は、むしろ楽しみかな?)

いつか泊まりに行きたいと思います。

投稿: sada | 2006年11月13日 (月) 23時53分

はじめまして。江刺のFUMIといいます。

私も先日の映画上映&トークを拝見しました。
移住されてきた方が非常に活躍されてるなぁ、と最近つくづく思います。
さらに言えば、特に女性の方達が輝いてますね!
山代さんのトークを聞きながら確信しました。

元気と勇気と刺激をいただきました。
(私の場合)日常に流されて忘れがちになってしまうのですが、改めて心掛けたいと思います。

私もいつか泊まりに行きたいと思います!


追伸1
私もブログに書かせていただきました。
もし不都合な箇所がありました、連絡下さい。

追伸2
ブログ上でお世話になってるsadaさんに、この会場で思いがけず初対面が叶いました。ホントビックリ。
今回の企画に感謝です!

投稿: FUMI | 2006年11月14日 (火) 21時54分

「僕たちの池をなんてことしてくれるんだ!」

このフレーズとても懐かしく又遠い遠い自分を思い出させてくれて、とても嬉しいかぎりです。子供の世界を素直に映し出してる
この現実を多くの子供達ににも体感そしてそれを周りから観ている大人にも実感してほしいものです・・・

投稿: ジンクトミー | 2006年11月15日 (水) 13時11分

めらんぢさん
電話ありがとう。やはり声が聞けるのは嬉しい。
会えるのはもっとうれしい。水はわかってくれているね。
酵母生活!?楽しんでね
sadaさんFUMIさん
土曜日はありがとうございました。
そうそうばあちゃんがね~繋ぐんですよ。
よかったですね。お二人会えて。
峠は雪となりまた。東和や江刺が
遠くなってしまう季節がやってきましたが
暖かくなったら是非タイマグラへも!
ジンクトミーさん
池は大きくするようです。
さっそく?監督の元気な5歳君
黒塗り状態のドロドロにはまってしまったとか。
どうやっても楽しめるのがまた子どもでもあり・・・
(本人楽しんでいたのではないのかも?)

投稿: yama | 2006年11月16日 (木) 06時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ごめんなさい。ありがとう。 | トップページ | これからのあたらしい学問 »