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2006年5月11日 (木)

森の家から

昨日ひとりのお昼、朝作っておいたお弁当を
縁側で食べました。
暖かな南風に包まれる午後。
向かいの山はうまれたばかりの緑が刻々と変わります。

友達が「ここに住んでいて良かったと思う季節到来ですね」とメッセージをくれました。
どの季節も良いけれど、やはり春はここに暮らしてよかった、
無事冬を越えてきた喜びにあふれる季節です。
ふと縁側の本棚にある山尾三省さんの詩集を久々にひらいてみました。

「森の家」

朝起きると 水道の水が出ない
そこで鎌を片手に水源地の谷川を調べにゆく
 
多分また
取水口のパイプに 落葉がつまったのであろう
橋を渡っていきながら

もう二十年近くもこんなことをしているのだ と思う
これからも
こういうことをして死んでゆくのだ と思う

※草光社 森の家から

静かに涙がこぼれます。
水直しをする時は、いつもこんなことを私も考えて
ホースを直していきます。
繰り返し繰り返しこんなことを続けながら
ここで年月を重ねていけたらと思うようになりました。

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コメント

じ~ん・・・。
私は昨日蕗を摘んで皮をむきながら、面倒だなあと思いつつ、こういうことを当たり前にできるようになりたいなあと思いました。それから薪の焚きつけも、みんなから「大変でしょう!?」といわれるけど、当たり前に淡々とできるようになりたいなあと思っていましす。(これはまだミーハー気分でやってますが)
水のホースのことを考えると本当にすごいと思います。
山尾三省氏と同じ暮らしだね。

投稿: カモノハシ君 | 2006年5月11日 (木) 10時29分

カモ君
当たり前に淡々と・・・。
なかなか私もじっくりと作業ができず
ザワザワと過ごすことが間々有ります。
時間とこの環境がどのように私を変えていくのか
自分でも楽しんでいるところもあります。

投稿: yama | 2006年5月12日 (金) 06時41分

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