美しきアミカ
「カミさんに出会えて幸せな日々を送っています・・・
と言えたらいいのですが、
『アミカ』に出会えて幸せな日々を送っています」
昨日は平日ではあったがHANACの観察会。
アミカに魅せられた講師オカザキさんのそんな言葉で観察会始まる。
毎日何度も足を運ぶタイマグラ沢へ
初めてのアミカ採集に入る。
いるいる。幼虫もサナギも石にくっついている。
そしてオカザキさん捕虫網を一振りして
成虫(♂)も見せていただく。
顕微鏡でみる幼虫やサナギは、
まるでウルトラマンに出てくる怪獣。
ウルトラデザイナーの成田亨も
もしやアミカの幼虫やサナギを見てたのでは?
と思ってしまう。
サナギの腹を見ると、きちんとたたまれた羽、
お行儀よく並んだ足。
アミカのサナギもセミのように背中が割れて羽化する。
羽化の最終段階は沢の上流からの流れに押されるように
手伝ってもらうのだそうだ。
そのためサナギは必ず流れにお尻をむけて、石にへばりついている。
羽化して、サナギ時代に折りたたまれた羽を伸ばすと
網目のようになっていることからアミカと呼ばれるとか…。
カとは呼ばれるけれどいわゆるヤブ蚊など
血を吸う蚊とは遠い関係らしい。
スバラシイ!そしてウツクシイ!
私はそんなアミカとの感動的な出会いはあっても
もちろん研究になんてまるで至らない。
…でもやっぱりアミカに出会えて幸せと思えるのだった。
「今度は秋に岩手へ来たいと思ってます。カミさんと」
オカザキさんはそう言って、アミカのサナギとともに出発した。
本日二男11歳の誕生日。
観察を続けていたコゲラ、彼の熱い視線がストレスになったのか
ここのところ見かけず11歳しょんぼり。
夕飯のリクエストは定番つぼ焼きスープ
スープの入ったカップにパン生地を貼っつけて焼く。
それとベークドチーズケーキ。
普段は圧倒的に和食なわが家。
腕によりをかけさせてもらえる間は作ります。
相変わらずプレゼントのリクエストはむずかしい。
ハチドリの写真集。
県内の友人がかつて神田の古本屋で見つけたという情報を入手。
アメリカで出版されたハチドリの写真&生態の本を
とりあえず今度見せてもらうというところまで確約する。
プレゼント今日は間に合わなかったけど
珍品好きの11歳に、この聞きかじりアミカ情報と共に
流れの中に入ってはりついている幼虫やサナギを見せてあげよう。
知恵をつけて生物界に天敵のいなくなってしまったヒトは
同族を滅ぼすことにその方向がむかっているけれど…。
賢く生きたいものだ。
アミカのようにシンプルに美しく。
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